いのいぬ.com

漫画描きが、漫画や絵の事、作品レビュー、セミリタイアなどについて書くブログ

画力向上:Posemaniacsは効果ある?オススメの練習法は…

f:id:inuo5:20190902170902j:plain

どうも井上です。

今回は絵の話。

Posemaniacsは効果があるのか問題について

結論:Posemaniacsは効果はある。が…目的に合わせた練習をした方が良い

最初に結論です。

posemaniacs(通称:ポーマニ)は「描画力」を鍛える事は可能です。

ですが「知識」を鍛えるには役不足かなというのが僕の意見です。

ポーマニやるならPintrestでも模写した方が良い!

これが僕の見解です。

ポーマニは基礎トレ程度……なんて言うと言葉が濁されてしまうので、もう少し詳しく書いていきますね。

画力とは…

まず画力とは…という事なんですが。

分け方は人それぞれ千差万別のこの画力という謎の存在ですが、今回は2つに分けます。

  • 描画力(観察力含む)
  • モチーフの知識(以降、知識と略します)

この2つ。

描画力

描画力というのは言わずもがな、「描く力」です。

観察力もこれに含めます。

ポーマニでは、これは100%鍛えられます。

というか、「描く」というトレーニングを行って、これが鍛えられない事は無いので

描画力とは、描くことで鍛えられる力という事ですね。

モチーフの知識

描く題材、モチーフの知識についてですが

人体やモノの構造、シルエットの形などの情報、記憶の事ですね。

ポーマニはここが弱いんですね。

例えば、ポーマニの筋肉むき出しの進撃の巨人みたいなモデルを毎日何千、何万と描いても

かわいい女の子を描くための知識は身につかないという事です。

自転車を描く事もできないし。

自動車を描く事もできません。

当たり前ですが。

理由は単純、「知らないから」です。

描画力があれば「見て描けば描けるだろ」と思うかもしれませんが、残念ながらそう甘くはない。

そんなとんでもない描画力をワンパターンな題材で身につける事は到底無理な話。

効率の良い学習法として「インターリーブ学習(並行学習)」というものがあります。

これは、テニスに例えるなら、テニスプレイヤーがサーブを練習する時、サーブだけ練習するよりフォアやバック、ストロークの練習を取り入れながらサーブを練習したほうが学習効率が高くなるという事ですね。

ポーマニによって鍛えられる描画力はポーマニという経験を通して伸ばすことしかできないので、伸び率が悪くなるんですね。

練習には多様性が必要って事です。

詳しくはこちらの記事で

ポーマニはあまりおすすめしない。

という事で、描くという行為を挟むので描画力は伸びるけど

モチーフの知識と多様性には弱いよねぇというのがポーマニの痛いところで。

これを甘く見ない方がいいというのが、学習法を調べて回ってる僕の率直な意見です。

もう少し詳しく、続けて書いていきますね。

描画力は知識を深めながら鍛えられる

そもそも描画力は「描く」という行為で鍛えられるので別にポーマニをやらなくてもいいんですよね。

自分が好きなもの、描けるようになりたいものを描く方がいいわけです。

それによって「モチーフの知識」も身につきますから。

描画力は、知識と一緒に鍛えることができます。

でもポーマニばかりだと、知識がおろそかになるので、いくらポーマニを上手に描けるようになっても知識不足が仇となって自由に描く力がなかなかつかないので、絵を気楽に描く楽しみを実感しづらくなってしまいます。

ですので、解決策としてポーマニではなく

  • 自分の好きな絵描きさん漫画家さんの絵を模写する
  • グラビアやイケメンなど自分が好きな写真を題材に模写をする
  • 人物以外も好き放題色々書いてみる

以上の方法の方が画力向上の近道になると思います。

ポーマニは多様性が弱すぎる

前述しましたが。多様性は学習効率を高めるためには重要です。

ポーマニは残念ながら、筋肉むき出しで筋肉の変化も正しいとはいえない3Dモデルなので、正直多様性がしょぼすぎる。

上の項目にも描きましたが「人物以外も色々描いてみる」

これは、描画力を鍛える鍛える上でも、幅広い知識を得るためにも大切です。

やり方としては

  • 自分が描いた事が無いものを積極的に描く
  • ネットで集めた画像を模写する
  • Pinterest,Google画像検索を使って色んなものを描いてみる

この当たりが、よろしいかと。

とにかく「幅」をもたせる事。未経験なもの、自分が描けないものにトライする機会を増やしてください。

描けないものを通じて、描画力を鍛える事で

「描けない」を「描ける」に変える事もできて描画力も総合的にあがって一石二鳥です。

ポーマニが楽な理由:脳の流暢性の誤帰属

脳の流暢性の誤帰属ってのがありまして。

これは

処理が早いもの(慣れているもの)を脳が「好き」と誤解する

という現象です。

ポーマニは結構これに陥りやすいので注意。

ポーマニは続けていると「楽」になります。

ポーマニに限らずですが、慣れた練習に取り憑かれてしまうと、その時点で画力向上効率が落ちます。

英語の勉強でもありがちですが、自分が出来る事作業的になれた事ばかり続けて「負荷」をかける事を避けてしまうんですよね。

脳は「負荷」をかければかけるほど成長するので、意図的に「慣れ」から離れてあげる方が結果成長効率は高くなるんですよね。

まぁ、新しい事、変化をつけることって、大変なんですけど。

まとめ:ポーマニよりグラビアでも模写して心も癒やしてろ

ということで、まとめますと…

  • ポーマニで描画力は鍛えれるが、知識は増えない。
  • 知識を増やしながら、描画力を鍛える事をおすすめ
    • 知識:描けるようになりたいものを模写した方が効率アップ
  • 学習には多様性が必要
    • 人間以外もいっぱい描こう
    • いろんな絵柄に挑戦してみよう

こんな感じですかね。

ポーマニは良いサイトですけど、ポーマニによって鍛えられるのはあくまでも描画力止まり。

筋肉も3Dモデルなんで、自然ではないですからね。

それなら、筋肉むき出し3Dより、グラビアアイドルでも模写してる方が楽しいし自然だしいいよねって事ですよ。

まぁ…ポーマニは結構急な角度の画像があるので、変わった角度の人物画が描きたいなら意味はあるかと思います。

でも、そんな妙な角度の絵。仕事で描く機会ほとんどないんですよね(´ω`)

ここまで描いて思ったけど…ポーマニって今も流行ってんのか…?(10年前からポーマニについての情報が止まってるおじさん

関連記事

www.inoinu.com

練習について会話形式で解説したのでこちらもよろしければどうぞ。