漫画のレビューです。
あまりに描く事が無く…というか本業の方がいっぱいいっぱいで止まってたんですが。
ブログを漫画の勉強に使えそうな企画…漫画一巻を多読してレビューしていくってのを思いついたので、それをやろうかなと思います。。
漫画に限らず、小説とか、アニメ、ドラマでもいいんだけど。とりあえず漫画から。
で、記念すべき?一巻目。漫画レビューは他でやってはいるんだけど…企画第一号って事で。
オカルトちゃんは語れない。
レビューなのでネタバレが入る可能性があります。ご注意ください。
「オカルトちゃんは語れない」は亜人ネタと科学が好きな人にオススメ
亜人が引き起こす問題を、科学や文化人類学の情報を元に解決していく作品です。
物理学の話で亜人達の起こす、オカルト、というか超常現象を仮説立てるシーンが結構楽しいです。科学ネタ、物理学ネタが好きな人にはオススメ。
この作品、「亜人ちゃんは語りたい」のペトス先生が監修してますので、スピンオフ?なのかな。亜人ちゃん~のキャラクターも出てきますし。
ただボクは読んだ事が無いのでなのですが。そんなわけで、亜人ちゃんは語りたいが好きな人にもオススメ。
「オカルトちゃんは語れない」の要約
大学生で「見える人」の主人公、高橋陽子が
亜人達が巻き起こす怪異現象を
物理学教授と文化人類学教授の知恵を借りつつ、解決していくって流れ。
ホラーというよりかは、夏目友人帳のようにほっこりするような流れの作品でした。
とはいえ、一巻のラストは何やら不穏な匂いを漂わせて終わったので、ここからどうなるのか…といったところですかね。
「オカルトちゃんは語れない」は ざしこ が可愛い
この作品、見どころは毎回取り上げる亜人によって変わってくる感じですが
基本的に1巻の亜人は人とのつながりを求めているような「良い怪異」的な存在でした。
特に可愛いのが
主人公が借りた部屋に住み着いている、座敷わらしの「ざしこ」
こいつ、座敷わらしって設定もあってか「部屋から出られない」存在なんです。
それが主人公にとってひっかかりになってる表現があって、なんというか、子供を部屋でお留守番させて仕事に行く母親のような、そんな雰囲気を漂わせます。
それも、ただ子供がというより絶対的に縛られている。
これは何らかのイベントで解決するか、最終回のネタになるんじゃなかろうかと思いますが。
いつか一緒に外に出かけられる日がくるといいなぁーと。おじさんは思います。
まとめ:「オカルトちゃんは語れない」は民間伝承+科学な本だった
人とのつながりを求めるちょっと切ない亜人の話が中心だった一巻。
今後どうなるかわかりませんけど、科学うんちく+民間伝承うんちくがダブルで詰まった作品ってのは珍しいかと思います。
ボクは結構どっちも好きな人間なので、楽しめました。
良ければ、是非。