お金があると不幸になるよ!って記事見つけたのでそれについて。
記事の中で「時間」も冒頭取り上げられているけど、時間については触れられてない。
時間は減る一方だから、限界効用逓減の法則はあてはまらんのですかね。
よくわかりませんが。
問題点 「お金」そのものの価値を感じてる
この人はお金そのものに価値を感じてるのかもしれませんが
お金それ自体には、そもそも価値なんて無いんですよね。
限界効用逓減の法則が当てはまろうが当てはまらまいが、お金を蓄財することそのものを目的としてたらそりゃ不幸になるよね。
お金で時間を買うんやで。
人生の時間は限られてて、その大半を「嫌なこと」に費やさなくていいように
お金を使う時「時間を買う」という選択肢をする必要があるわけで。
それが「投資」なわけです。
最近思うのは
ETF買うって未来の時間を買ってるんだなぁ
って事。
だから評価額そのものに注目しちゃうのは人の性ではあるけど
蓄財しても価値を生み出さない現金を蓄える事や、お金という数字を積み上げることではなく
これから先の生活のための労働時間を以下に減らすかって事に焦点を当てて運用を続けるのがいいと思うんですよね。
100万を3%運用すれば、年単位で3万円分の労働時間を買った事になりますよね。
例えば、時給1000円で後30年働くなら、100万円は残りの労働人生の「900時間」です。
複利運用すれば100万円はさらに多くの時間を節約してくれる。
これを買わない理由がどこにあるのか謎なくらいお得な買い物ですよね。
S&P500の平均利回りから計算すると更にヤバイ事になりますよ。9%越えてますから。上の計算の軽く3倍の時間が買えるわけです。たった100万円で「2700時間」
これが1000万あれば?1億あれば?
1年の労働時間すべてを補うにはいくら必要?みたいな事を考えるとお金と時間の価値を相対的に観る事ができて面白いです。
ETF が一番欲しいもの
先日「買うものがない」ってな話しを描きましたけど。
欲しい物…ETFがありました。
「足るを知る」をココロに刻んでるので、豪遊するつもりもありませんし。元来外に出るのが苦手なので、インドア+不要な買い物が時間を浪費してるという価値観を知ってから余計なものを買わなくなりましたからね。
時間を買う…つまりETFが買えれば十分。
お金はあればあるほど
人生の選択肢が自由になるのは事実ですよ。
ただ、そのお金をお金として求めていると、上記の記事の通り満足感が得られないのも事実でしょう。
ボクにとってのお金は時間を買うための手段という側面が大きいので、必要な金額ってのがある程度決まってます。
モノってそういうものでしょう。
家に炊飯器が10台あってもいらないじゃないですか。
お金も同じですよ。必要な金額ってのがあるんですよね。
それを知るためには金融リテラシーが少々必要ですけど。
お金があればあるほど不幸になるのは、限界効用逓減の法則というより、お金の使い方を知らんだけではないですかね。

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