本日もQuoraから。
概要は
Q:何故、世間は成功を求めるの?平凡ではだめなの?
A:平凡では、人を救えないから
という内容です。
この救う対象の人は「不運な人」が含まれています。
どんなに能力や才能を持っていても、不運で成功できない人もいる。
こういった内容が含まれているのですが、多くの成功者、また成功者信者達は、自分自身やインフルエンサーに対しての後光効果で目がくらんでいます。
「この人についていけば成功できる!」と信じている
本人も「俺が言っている事は正しい、だって成功したのだから」と思っている。
You Tuberインフルエンサー達は自信に満ちあふれて、自身の後光効果におぼれているように見えます。
成功はトライの回数で確率を上げる事しかできない
以前画力の話しの時に、同率称賛の研究を引用しましたが
成功確率を上げるにはトライ回数を増やすしかありません。
闇雲に回数を増やせってことではなくて、当たるか当たらないかは出してみて、それに応じて修正調整をおこなって再チャレンジを繰り返す以外に成功に近づく方法はないという事です。
お笑い芸人が、以前と同じことをやっているのに時代の流れで最近注目されていたり
昔から繰り返しているギャグが、SNSで突然バズったり。
ヒットするかどうかはロジカルなものばかりではないんですね。
条件がぴったり合うタイミングが必要。つまり「運」です。
努力は必要だけどね
とはいえ努力は必要なので、そういった人たちの言葉にはある程度重みはあるかもしれませんが。
成功するためにその人についていくというのは大間違い極まりない。
その人についていく暇があれば、自分の成功のために試行回数を増やす方がいいわけです。
所詮成功とはそういうもので
神格化するものではないと思うですよね。
だからぼくは、インフルエンサーにはついていきません。
余談 希少性の観点からもインフルエンサーの情報はいらない
僕は希少性を大事にしています。
端的に言えば「みんなが観てるものに価値はない」という考え方を持っています。
みんなが知っている事を知って、何になるんだろうと思って。
みんなが知りたくない事や、知ろうとも思わない事こそ価値があると思うんですよね。
情報化社会で誰でも情報にアクセスできるようになった今、誰もが知っているインフルエンサーの言葉に価値なんて無いと思いうんです。
だって、みんなが知ってるんだから。
だから、僕はそういった情報から離れる方が面白いものの見方ができるんじゃないかと思って
最近ではYou Tubeのおすすめにやたらバズってる人が出てきたら、おすすめに表示しないをクリックして排除しています。
情報を得るにも時間が必要なので、可処分時間は大事にしなきゃね。
以前、3000万儲けてるやつより、虫喰ってるヤツの話しの方が聞きたいって話しを書きましたけど。
そういう面白さの方が僕は面白いと思うんですよね。
稼いでる金額じゃなくて、知らない体験をしてる人の方が面白みがあると思うんです。
まとめ
とはいえ、お金は代替ツールとして優秀なので
誰かを救いたいなら、金銭的な意味での成功は重要かもしれません。
前のエントリで「寄付を生きがいにすれば?」って話しも書きましたけど。
そういう目的のための切磋琢磨するのは良い事だと思いますよ。
意味わかんないくらい高級マンションに住むくらいなら、そういう事にお金を使いたいです。わっしは。

- 作者:エリック・バーカー
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2017/10/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)