セミリアイア生活を再模索してる井上です。
娯楽費はQOLを維持するためにも大切。
だけど、節約とのバランスをどうとればいいの?って事で娯楽費を考えます。
現在の僕の娯楽費
まず現状の僕の娯楽費をまとめていきます。
僕は本業漫画描きなんで、エンタメ娯楽費は一応経費として計上できるんだけど、それは一旦おいておいて
今回は、娯楽=丸々浪費と考えていきますね。
- Amazonプライム 年間 4900円(月410円くらい)
- Netflix 月800円
- Audible 1500円(現在割引中)
- Audiobook 月1000円(現在停止中)
- 書籍代 月数千円
- 漫画のネットレンタル 30冊 3000円弱
こんな感じ。
マンガレンタルはまぁ無くてもいいかなぁと思えてきてるのですが、一応本業のために続けてます。
本格的にセミリアイア生活に入ったら中止して、Netflixでアニメ見る方向に移行するかな。
節約版としては…
- Amazonプライム
- Netflix or dアニメ
- Podcast無料
これで十分かなぁと。月1200円くらい。 Audibleを続けたとしても3000円ですね。 PrimeReadingで物足りなくなったら、Unlimited読書で+1000円ってところでしょうか。
5000円以内に収まります。
娯楽費の節約は定額サービスを中心に考える
「固定費を下げろ!」は節約で大事なポイントですが。
現代の娯楽に限っては定額サービスの範囲内で行うのが一番節約になると思います。
Netflixあれば800円で映画見放題ってどんだけだよって話ですし。
PrimeReadingやKindleUnlimitedがあれば、娯楽としての読書は十分すぎる。
可処分時間を考慮しても、定額サービスの範囲内でも時間が足りないくらい。
定額サービスを中心に愉しめば、月に5000円を越える事はないでしょう。
仮に越えるほどに定額サービスに入っていたとしたら、十分に使ってない状態で入りっぱなしの状態になってるはずなので、見直しが必要かと思います。
娯楽費節約のためには「流行りものを選ばない」
リンディ効果ってのがありまして、「長く使われているもの程、長く使われる」って効果なんですが。
書籍にもこれが当てはまります。
「長く読まれているものほど、長く読まれている」つまり価値が高いってこと。
流行り物…つまり最近流行りの成功者が書いた本なんて読むくらいなら、昔から読み続けられてる成功哲学本でも読む方が効果は高いという事です。
むしろ多読していてこれに届いていないならあなたの読書は的を外れてるかも。つまり自己投資になってないって事です。
今回は娯楽の話なので、別に費用対効果までは考えなくてもいいですが、要するに自己投資のためだとしても「最近の本」を読まなくてもいいというのが僕の主張です。
最新テクノロジーについて知るには最近の情報が必要ですが、それはネットで十分。
読書で重要なのは「気づき」があるかどうか、ということですので、自己投資であろうがエンタメであろうが「新しいものが良い」わけではないんですよね。
映画もそうです。バック・トゥー・ザ・フューチャーは今みても名作だし。インディペンデンス・デイも。
エンタメは人の心へのアプローチなので、割と普遍的なものだったりします。
最近の作品は要素こそ現代風にアレンジされてるかもしれないけど、やってることは昔から同じですからね。
だから、「今流行の映画!」を別に見に行かなくても、昔の作品でも十二分に楽しめるわけですよ。
僕は観てない名作が沢山ありますし。
- ショーシャンクの空に
- スターウォーズ
- ローマの休日
- タイタニック
- ゴッドファーザー
- ET
- 羊たちの沈黙…
観てないけど知ってて、いつかみたいと思ってる作品だけでもどんどん出てくる。
わざわざ新作映画見に行かなくてもいいわけですな。
「流行ってるから」という理由に映画館に通わなくても、勉強じゃなくて娯楽なんだからNetflixで十分なわけです。
流行りものを売られる側になるとお金なんて湯水のように減っていく。
この辺は行動経済学を学ぶとパラダイムシフトが起こせるかも。

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個人的には「虚構」について知ると良いと思うのでサピエンス全史を推しますが。

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娯楽費節約には定額サービスの範囲内で楽しむ まとめ
- 娯楽は定額サービスの範囲内でOK
- 「流行り」を追って無駄金を使うな
って話でした。
娯楽の話だとピンとこない感じになりますけど。読書に至って言えば本当に「流行り物」を読むのってお金の無駄だと思いますねぇ。
読書って勉強に位置づけられる事が多いですけど。
結局は楽しいかどうかなんで、所詮エンタメと同レベルだと思うんですよね。
面白いかどうかが重要で、それは別に流行り物の本を読まなくても得られる事だし、前述した「気づき」も流行り物じゃなくても得られる。
特に最近は、「成功者」の本が売れる傾向にありますよね。ホリエモンとか前田裕二さんとか。
成功者の本を読むのって成功したい人だと思うんですけど、成功ってそもそも再現性がないので、成功者の本を読む層が求めてるものは成功本では得られないですよね。
成功者のネームバリューに転がされてるだけでしょう。
これも影響力の武器よろしく、影響力パワーですなぁ。
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自分が面白いと思うものを、自分のものさしでおっかける。
エンタメとして定義すればその基準も働きやすいですが、学びや成功のためとなると、いかんせん謎のバイアスがかかるんでしょうね。
エンタメも勉強も、インプットは質より量。
自分の感情を大事に。その基準なら定額サービス内でも十分。
PrimeReadingなんて結構な量の本がありますからね。
Unlimitedにした方がもっと膨大に楽しめますけど、それでも1000円なんで安いもんですわ。