1年間とちょっと多読を続けてきて、Webで英語の記事も特に無理なく読めるようになってきましたので
実際ボクが使ってきたサイトをまとめていきたいと思います。
英語多読をやってみたいけど、お金が…という方に是非オススメです。
ぶっちゃけ多読は、無料でも十分クリア出来ます。
【英語初心者~】無料で無理せずやさしい英語で多読を始めよう
多読を続けるには、簡単な文章を沢山読んで「英語を読める感覚」を体験するのが大切です。
ですので、初心者はもちろん大学受験等で英語が得意だったという人も初級者レベルのサイトを試して見てください。
Oxford Owl for School and Home
ORTは絵本から始まって小説まで無料で読めるサイトです。
ネイティブからすればドチャクソ簡単レベルなのですが、日本の英語教育では出てこないような文化や表現も含まれてるので、言うほど簡単ではないです。正直な話ニュースサイトより「?」な内容だったり。
でも今後多読を続けていきたい人、洋ドラを字幕なしでみたい人は口語的なやりとりはもちろん、海外の文化について知る事も理解の助けになりますので、是非利用してみてください。
登録制な上に、ちょっとサイトの仕様がややこしいのが難点です。
Newsela | Instructional Content Platform
一番オススメなのはNewsela。こちらも登録制です。
絵本は無いのですが小学1年生レベル手前レベルの文章から高校卒業レベルのものまであるので、これ一本で多読を続ける事も可能です。
Lexile指数という英語読解力を数値化した指数を採用しており、記事によってある程度レベルを変更できるので、読んでみたい記事にを自分のレベルに合わせて調整する事も可能です。
クイズも容易されているので、理解度のチェックにも使えます。学習者向けとしては最高ランクのサイトですね。
VOA - Voice of America English News
英語学習者向けのサイト、VOAです。
リスニングもできる上にゆっくり速度なので、多読に慣れてきたらリスニング教材も無料で入手出来ます。
HowStuffWorks - Learn How Everything Works!
次は少し難しくなりますが、あらゆる物事を学びながら学習できるサイトです。
科学を楽しめる人+多読慣れしてきた人にオススメです。
一ページにまとまっていない記事も多いので、Instapaper等に送る場合はPrint(印刷表示)のページを開いてから送るのをオススメ。
Children's Short Stories
小説サイトです。子供向けのカテゴリを選べばなんとか読めるかと思います。
レビュー機能もあるので、面白そうな小説を探しやすいですよ。
とはいえ、やはり小説は口語表現が多いので、少しレベルは高め。中級者向けですかね。
Storynory - Audio Stories for Kids
こっちも小説サイトです。
正直こっちはあまり使ってないので、ご紹介のみという事で。
NHK WORLD - English
最後にNHKのニュースサイト。内容としては簡単ではないのですが、日本のニュースなので、理解しやすいかと思います。
ラジオ等で日本のニュースを一旦聞いてから使うと良いのではないでしょうか。
【英語中~上級者向け】WEB記事を使って無料で多読
ずっと学習者向けのものを読んでいても仕方ないのでレベルを少しずつ上げていきましょう。
ネイティブが読んでいるものを読んで、わからない単語があれば調べてAnki等の学習アプリにどんどん入れていく事をオススメします。
専門性があがるので、最初は知らない単語も沢山出てくると思いますが気にせずに、そのうち記憶に定着していきますので。
【オススメ】ニュースサイトを使う
FlipboardやSmartNews等のニュースアプリを使って、英語記事を探すのが一番オススメです。
ボクはFeedlyというRSSサイトに好きなサイトを登録しているのですが、Flipboardも結構使ってます。RSSリーダーだと自分が読みたいサイトのみの登録になってしまうので、自分が興味がある情報を提示してくれるニュースアプリを使う方が幅広くいろんな情報に出会えますからね。
FlipboardはAndroidアプリからならInstapaperに記事をスムースに送信できるところが気に入ってます。
とりあえずいくつか
一応ご紹介しますが、書いてて思ったものの、このレベルになってると自分で英語のサイト検索してオススメの情報を探せますし、Flipboardを使えばこういった個別のサイトの情報は不要かと思うので、ボクが改めて紹介することも無いと。とりあえずいくつかオススメを載せておきます…。
Lifehacker - Do everything better
名前の通りライフハック系のサイトです。
Men's Health - Fitness, Nutrition, Health, Sex, Style & Weight Loss Tips for Men
男性向けの健康情報サイトですね。体のみならず、脳の話もちらほらと。睡眠や筋トレ、食事等に興味のある方にはオススメです。グッズ紹介とかもあって面白いですよ。
Women's Health - Fitness, Nutrition, Sex, and Weight Loss Tips for Women
上記のサイトの女性版ですね。無論ボクは読んでいないのですが、たぶん性差があるだけで中身は同じ用な内容かと。
Psychology Today: Health, Help, Happiness + Find a Therapist
心理学に興味のある方は是非。幸福やメンタルハックなどなど。
Medium – a place to read and write big ideas and important stories
日本で言う所のnote的な個人が情報発信するブログのプラットフォーム的なサービスですね。一応日本語版もあるんですが、あんまり流行ってないなぁnoteが強いですからね。
英語多読は科学的に認められた学習法です
ちょっと巷ではまだ眉唾的な扱いを受けてる「英語多読」ですが、多読は科学的に実際に認められた学習法です。
ここで根拠を述べるの面倒なので、人任せという事でパレオな男さんの記事をはらせていただきますね。
科学的根拠が知りたい方は是非ご覧ください。
「多読」をやれば英語がグングン上手くなる!はどこまで本当なの? | パレオな男
ボクの英語多読学習の進め方
おまけとしてボクの多読の進め方を書いていきたいと思います。
Web記事を沢山読んで、知らない単語はAnkiに入れる。
ひたすら読んで知らない単語や表現に出会ったらハイライトをつけておいて、後でAnkiに入力していって、毎日15分程度復習する。基本的にはこれだけです。
シンプルなのですが、英語力が読めば読むほど伸びます。
ボクは学生時代英語は勘で説いていていつも赤点の前後をウロウロしていた人間なのですが、1年間で多読のおかげでTwitterで英語圏の人となんとかやり取りできるレベルになりました。
Ankiについては今回の記事では書けませんのでまた後日。
Instapaper+Kindleを使う
記事を読む時、PCやスマホだと疲れてしまうので、InstapaperというWebサービスを使ってそのサイトの機能Kindleに記事を送信して読んでいます。
あとで読むサービスはPocketが人気ですが、文字が取得できなかったりKindleへの送信機能がサードパーティ製でいまいちだったりするので、Instapaperをオススメします。
もちろんこれはスマホやPC、紙に印刷するなどやりやすい方法でやっていただければと思います。
InstapaperとKindleを使う理由なんですが。Instapaperから送ったハイライトはパーソナルドキュメント扱いになるんですがスマホのKindleからハイライトを抽出してEvernote等にまとめて送信する事ができるんです。それをそのままスプレッドシートに入れておいて、暇な時にAnkiに登録していくという感じで使っています。
ちょっとややこしいので、そのうち記事作りたいと思いますが、ざっとまとめますと。
- 読みたい記事を探す
- Instapaperに送る
- Instapaperの機能を使ってKindleにまとめて記事を送る。
- 多読多読多読!
- 知らない単語や興味のある文章にハイライト
- 読み終わったらスマホ版Kindleからハイライト抽出したhtmlファイルをEvernoteへ。
- ハイライトをスプレッドシートにコピペ
- 暇な時にAnkiに登録。Ankiは毎日15分程度復習として気楽に回す。
こんな感じでやってます最初こそ、少し多読は辛く感じてましたが、語彙力がついてくるとスイスイ読めるようになってくるので(100万語+Ankiカードが1500くらいになった辺りかな?)、今では読みたいものを読んでます。
もちろん難しすぎるならスパンっ!と諦めるのも大事です。何事も完璧主義になりすぎない事。
まとめ
こんな感じです。
多読はとにかく楽しむ事が大切。そもそも英語を学習するなら「ただわかる」だけではなく使わないと意味がないわけで、ぶっちゃけTOEICとか試験だけ解ければいいって人には多読は向かないかなと。試験対策のみしてればいいわけで。
でも、ボクの体験としては、「英語多読」は最高にオススメの学習法です。
英語で情報収集できるようになるとネットの広さに驚かされます。読む癖がつくと、英語学習が情報収集と一緒にできるので無駄な時間を過ごさずに住みます。
英語圏に生まれなかったというだけで、英語を学ぶ時間を沢山取られてしまうのはもったいないですからね。できるだけ時間をかけず労力をかけず、楽しみながら効率的に学ぶには多読は良い方法だと思います。
是非試してみてください。最後まで読んでくださってありがとうございました。良ければ読者登録やブックマーク等よろしくお願いします。