確実性を求める愛着、執着ではなく
愛着欲求から解放され、自由に新しい事に未知な事に挑戦してる方が、得られるものが大きくなるって話し。
デタッチメントというらしい。
執着から逃れるってのは、僕のライフワークの一つであったわけで
最近はそれが加速していった代わりに自分が好きだった事を娯楽として楽しめるようにもなってきた。
僕が執着していたのは「お金」。
確実にお金を得る事に執着していたし、それは仕事の方向性を決める上でも弊害になってたと思う。いや、今でもなってる。
お金よりも執着してるのは「安心」かもしれない。
安心は実際問題心だけで作り出せるのだけど、最低限の生活を維持できる資産を維持しているという事が条件として存在しているから、その結果お金への執着も付随してるって感じ。
難しいけど。
このデタッチメントについての話しで読み取れるものとしては
この執着を持っている事は、逆効果であるということ。
同じことを繰り返すってのは良いことでもある。
突然、アインシュタインが売れ始めたり、昔からやってたオテンキのギャグがSNSでバズったり、Youtube失敗し続けてたねずっちが一本の動画で再ブレイク?になってたり。
変化させることは重要だけど、同じことを続ける事も「いつ何が当たるかわからない」という条件の元では悪い選択肢とは言えないとは思う。
だけど、ある程度の確実性を求め続ける事は、成功体験にすがっている事と同義で
それは、成長を阻害することにもなる。
最近、漫画のネタで「これは自分が描くやつじゃないな」と思う事があるけど、ここで「描いた事がないから描いてみよう」となるのがデタッチメント的思考なんだろうと思う。
アートの世界の巨匠の言葉を借りるなら…「迷ったら危険な道を選べ」(岡本太郎)
これは大事な事だけど、人間のホメオスタシス的安全志向から一歩踏み出すのは容易ではないからなぁ。
得に僕みたいなひょうひょうとだららだらと生きたい人間にとっては、新しい事は面倒くさい事この上ない事だし。
でもスキルアップはしたい。
文章にしてて自分の思考が糞みたいな矛盾を抱えてる事がわかってしまっただけでも、今回は良しとしようか…。

- 作者:岡本 太郎
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2017/12/09
- メディア: 文庫