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投資方針を「米国高配当ETF」に決めた理由とメリットデメリット

f:id:inuo5:20190901170010j:plain どうも井上です。

今回は米国高配当ETF投資について。

自分の投資戦略を決めましたので備忘録としてまとめます。

米国高配当ETF投資のメリット

最初にメリットをざっと。

  • ETF1銘柄でも分散投資が出来る
  • キャッシュフローが増える
  • いつか来る未来について考える必要がない

こんな感じです。

  • 今が一番大事!

という価値観から高配当ETF投資を選びました。

以前寿命が後5年だと考えて生きるって記事を書きましたけど

あまり遠い未来を見据えた投資は僕には向いてないです。

S&P500ではなく高配当ETFを中心にすると決めた理由

S&P500やVTIを主軸に置かなかった理由ですが。

  • 配当メインで考えれば株価に一喜一憂しなくてOK
  • キャッシュフローを増やす事がメンタル安定につながる

成長を見越した投資である場合「最終的なリターン」が重要になってきます。

VTIやS&P500連動銘柄は、成長株投資寄りですね。

後は再投資型の投資信託も最終リターンが物を言う投資戦略です。(楽天VTIやemaxis slim オールカントリーなど)

これらの投資先は、今の生活が楽になるわけではありません。評価額が判断基準のすべてになります。(ETFで購入した場合、多少配当金が出るので全く生活に影響を与えないわけではありませんが…。)

つまり、株価の上下にメンタルが左右される投資であるという事になりますね。

しかし、現在米国の株価は高い水準にあります。あくまで相対的に見て高い水準であって、今後下がるかどうかは未来の話なのでわかりませんが、2016年からかなりの勢いで上がってますよね。

そこに逆イールド、米中貿易戦争などの影響を受け低迷を見せている昨今、「評価額」を目標に投資をするのはキツイと考えたからです。

評価額を基準に考えていると、僕の性格では「今は買いなのかどうか」で迷い続けてしまう。

実際、ドルコストかLSI(一括投資)どっちがいいか議論はLSIが若干勝ってるらしいのですが

そんな事実はどうであれ、LSIからの暴落によるメンタル的な問題はどうにもならない。個人差もありますし。

  • 暴落時に失業したら?
  • 暴落時に急なお金が必要になったら?
    • 結婚
    • 出産
    • 車の事故、故障
    • 実家でのトラブル
    • etc...

生活防衛資金を置いておくのは言わずもがなで、その中で対応は可能な状態にしておくのがベストですが

タイミングが悪い場合、成長株戦略は万が一の時「焦り」を産むのではないでしょうか?

高配当投資の場合、このデメリットを軽減できます。

高配当投資の場合、目減りしてるけど…株を売ってなんとか…ではなく

「配当金+α」でなんとかしようという発想で対応する事が可能だからです。

ただ、これはタイミングがよほど悪くなければ、成長株切り崩しであっても結果は成長株切り崩しの方が収益としては大きいのではないかとは思います。

それでも「万が一」という人生の問題を抱えた時に、「投資信託を切り崩す必要があるかどうかの判断」をする自信が僕には無いのです。

もちろん必要な金額によっては価格が下がった状態でETFを売らなければならない場合はありますけどね。

米国高配当ETF投資のデメリット

高配当ETF投資にももちろん、デメリットはあります。

痛い一発ですが。

  • 課税によるリターンの減少

海外投資の場合

  • 外国株課税
  • 株収益に対する国内での課税

の2つがあります。

外国株課税が10%、国内で20%なので合計で30%ですね。

外国での課税は控除制度があるのですが、全額控除になるには結構な収入が必要なので満額は帰ってこないと考えておくほうが良いでしょう。もちろん配当金の金額+収入によります。

この課税が、配当金を受け取る毎に発生するので、その分資産の増加率が低減します。

こう考えると、再投資型のインデックス投資が長期目線では最強であるという主張は的をいてるのは事実でしょうね。

ただ、ここは投資の目的が何であるかによってどうすべきかが別れるところですね。

僕のように

  • 評価額で判断するのはつらい
  • もしもの時にマイナスで切り崩すのは嫌だ
  • メンタルの安定を最大化したい

などの場合は高配当ETFは良い選択だと思います。

反対に

  • 現在の資産を最大化したい
  • 将来的に金持ちになりたい
  • 10年~20年以上の生活費を稼ぎ続ける自信はある
  • 暴落にも耐えられる

こういった人はインデックス投資の方が選択肢としては正しいのではないかと。

米国高配当ETF+αの実際の戦略

以上がメリット・デメリットですが

僕の今後の投資戦略は「100%高配当米国ETFにつぎ込む」というわけではありません。

ある程度のリスク分散もしたいので。実際は

  • VYM、HDVなどの高配当ETF をメインで購入
  • 積立で楽天VTI+emaxis slimオールカントリーを積立
  • そこからの余剰資金で気になったETFを購入しつつキャッシュフローを増やす+分散
    • VTI
    • VT
    • VIG
    • VWO etc...

具体的な事はそのうちポートフォリオ表を作りたいと思っているので、その時にまた。

金額は、一応1500-2000万円をVYM中心の高配当ETF中心に高配当株につぎ込むつもりです。

この金額は、

  • 現在の生活費(社会保障費込)の三分の一以上を確保
  • 今の家賃を大体ペイできる
  • 積立投信の1年間の積立資金とほぼ同額

などを基準に組み立てました。

細かい捉え方はおいておいて、これだけのキャッシュフローがあると気分も楽になると思ったので。

後は生活費をなんとか維持しつつ、余った分は追加投資すれば70点~80点の投資は出来るかなという考え。

最終的にはSP500連動が最強だったよという流れになるとは思うのですが、その「最終的」の日に僕が生きてる保証なんてどこにもないんですよね。

10年先20年先、たしかに大事。

大事だけど、生きてる保証がないところに向かって投資をするより、僕は今現在のお金問題に対するメンタル安定を最大化する投資をしたいです。

米国高配当ETF戦略を選んだ理由:まとめ

ざーっとまとめますと

  • 米国高配当ETFに決めた理由
    • キャッシュフローの最大化が「今」を安定させると考えたから
  • 高配当投資のメリット
    • 「株価の変動より配当金」変動に一喜一憂しなくて済む
    • 売買タイミングに縛られすぎない追加投資が出来る
    • キャッシュフローの最大化によるメンタル安定
  • 高配当投資のデメリット
    • 課税による最終リターンの減少

こんな感じ。

いつ死ぬかわからんから将来なんか知るかって話ですわな。

インデックス投資を待っていられないという思考で「ずっと生きてる保証がない」って言うなら、そもそも投資する必要あんのか?って疑問ももたれてそうですけど。

それとこれとはちょっと話が違ってまして。この考えの人は「有り金使って面白い事しようぜ!」って思考だと思うんですけど、

僕は「お金は時間を買うもの」だと思ってるので必ずしも「お金を使う」必要がないんですね。

なにか欲しいものがあるとか、豪遊したいわけではないんですね。セミリタイア思考なので。無駄金を使う=時間の浪費と捉えています。

時間を買うためにどうするのがベストか…と考えて、キャッシュフローの最大化がそれに当たると判断しました。

僕は漫画描きなので、漫画を作る事を続けていくメンタルの安定が最重要事項なんですね。

キャッシュフローに余裕があれば…お金のため、生活のための作品制作ではなく、作りたいものを作るという思考でいられるんです。

これはメンタルの上での問題で、実際は人に受けいられるものを作らないと楽しくないので、結果的に作品制作は「お金のため」とほぼほぼ同義なのですが

メンタルってのは作品制作をする上で非常に重要な問題なので、どういった心持ちで作品制作に取り組むかは作品に如実に現れます。

以上に事から、僕はお金のことを考えなくてよくなるように、仕事のために高配当ETF戦略を取ることにしました。

最大リターンを得たいなら、成長株投資信託orETF → 高配当ETF の戦略がベストだと思います。

  • 自分の仕事の状況
  • 株価の乱高下の時自分がどういう気持になるか
  • 評価額をどう捉えるか
  • キャッシュフローを重視するか

人それぞれ投資は考え方があると思いますし、たしかに投資はお金のためなんですが

最終リターンが高い事が「正解」ではない というのも、今回至った結論です。

マインドフルネスの話の時にも書きましたけど、「今」以上に重要な時間なんてないので

先を見越した考え方が苦手な人は高配当戦略は良い選択なのではないでしょうか。

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上にも貼りましたが、時間とお金については長期的な将来より、近い未来を見た方が良いと思っています。

この記事を書いた時より今回は投資について具体的な変化があったので、ちょっと食い違いがあるかもしれませんが。よければどうぞ。