隠れて生きよ ~いのいぬ.com~

漫画描きが、漫画や絵の事、作品レビュー、セミリタイアなどについて書くブログ

瞑想では現実は変わらない。しかし、楽には生きられる

当ブログでは再三、瞑想を勧めてるわけですが

「瞑想では別に現実は変わりません」ので今回はソレについて。

瞑想では現実は変わらないのでご注意を

瞑想では現実は変わりません。

瞑想で変えられるのは「自分の心の持ちよう」これだけです。

瞑想で現実が変わらない理由:魔法じゃないから。

当たり前ですが、変わったら魔法です。

スピリチュアルを信じてる人は「ニューソート」や「引き寄せの法則」を持ち出してきて「願えば叶う」的な話しをしますが。

変わりません。当たり前ですが。

確かに、願う…というか思考が変われば、行動が変わるので、行動の結果現実が変わるかもしれない。

でも、それはあくまでも「かもしれない」という話し。

結果は、自分のアンコントローラブルなものです。

これも再三述べてますが

  • 自分がコントロールできるもの、できないものを切り分けて、コントロールできる事に集中する

これはメンタルケアで重要な事です。

そして、この切り分ける「知恵」とできることを行う「集中力」と「意思」「判断力」を間接的に養ってくれるのが、瞑想でありマインドフルネスです。

つまるところ、瞑想で得られるものは現実を変える事ではなくて

「今自分にとって最善の物事の捉え方と、行動の起こし方を整理し、実行するメンタル」です。

もしすべてを失ったとしたら

ストア哲学のエピクテトスは

どんな物も、家族、愛する人も、自分のものであると思ってはいけない。それらはいつか失われるかもしれないのだから(意訳

といった言葉を残しておりまして

人間、いついかなる時も、最悪の状況に置かれる事を覚悟して生きなければなりません。

アンディプディコム氏の書籍に、家族を失ったインド人の青年の話しが出てきます。

彼は、瞑想で感情そのものは変わらなかったが、受け取り方を少し変えることができたと説いています。

  • 状況を変えるのではなく、捉え方を変える。

これは瞑想、マインドフルネスにとって重要な概念で、決して魔法を起こして外的要因を変えようなんて類いのものではありません。

巷では、年収があがるとか、記憶力があがるとかそういった話しばかりフィーチャーされて、結果的に「現状を変える」という事のために瞑想を行いましょうといった触れ込みを見かけますが

僕から言わせれば、こんなもの本末転倒です。

獲得する人生には限界があります。

お金も友達も、家族も恋人も、車も家も、すべて失う可能性のあるもので、人生には何が起こるかわからない。

僕らは東北の震災を目の当たりにして、それにイヤという程気づかされたはずです。

ものを得たり、お金を得たり、たしかにそれも大事かもしれないけど

それには限界がある。

日々、体は確実に老いていくし、病だっていつかかるかわからない。アンチエイジングしてれば病気にならないわけではないんですよ。そんな魔法もありません。

健康的な食事も、運動も、たしかに大事だし予防できるかもしれないけど、この世界にはそんな単純な病気ばかりではない。

癌は遺伝子の修復エラーで発生します、これは確率を多少下げる事はできても、完全に避けられるものではありません。

いつか必ず人間は死ぬんです。

現実を変える事で得られる幸福なんて、所詮一時的なまやかしです。

しかし、自分が一般的に苦痛だと思われる物事をどう捉えるかは変える事ができます。

これがブッダが説いた、人生は苦痛だが、その苦痛をどうにかすることはできる、という答えであり

この20年ほどで、心理療法として立ち位置を確立してきた手法なのです。

ビジネス書の浅い触れ込みでお金や名声のために瞑想を行うのではなく、哲学してその真価を理解して、楽に生きるための考え方を深めて欲しいと、僕は思います。

まとめ 瞑想で現実は変わらないが楽には生きられる。

という事で…。合わないな。ですますは。

  • 瞑想しても現実は変わらない
  • 外的要因にはどうしようもない事がたくさんある
  • ものの捉え方は変えられるから、瞑想してそれを理解せよ

という話しでございました。

アンディプディコム氏の本おすすめですよ。

瞑想法については、もう体系化されてるので特別目新しい事は書いてないけど

どうしても瞑想には哲学は必要だと思ってまして、それを深めるにはやっぱ熟達した瞑想実践者の本は学びになる事が多いなと感じます。

何より、仏教用語が使われてないので、読みやすい

ビル・ゲイツおすすめ本なので是非。