お金を稼ぐの話
要点としては
- 誰でもできる事は参入コストは低いが、持続コストが高くなる上に成功確率がから、面倒な事やった方がコスパいいよな
って話
誰でもできる事は倍率高くて大変な上にコストは上がり続ける
Youtube、ブログ、まぁその他諸々。
ネットでお金を稼ぐって名目や、これをやって稼ごうと思いつく時に
「俺にもできそう」を基準で選ぶ人って結構多いと思ってて
Youtubeの参入が増えてるのもその一つかなと思うわけですが。
ぶっちゃけ
倍率高いから実はコスパ悪いですよね。
その、世界にはその世界のスキルってのがあるので、決して誰がやってもコストパフォーマンスが悪いって話ではないんだけど。
喋りのプロや、パフォーマンスのプロがゴロゴロいる世界で、
「えー…ではこれからこのゲームの実況をしたいと思います。えー…あー」
みたいな人がやって稼げたら奇跡ですわって話。
その上。
参入者が無尽蔵にいる世界+ クオリティに対しての時間帯効果による影響が弱い業種である動画ビジネスは、延々と競争社会で生きる羽目になるわけですよ。
参入者の件は…言わずもがな。後発がゴロゴロいて、そいつらは若い感性を持ってるので、専門性が無い分野では圧倒的に親父より分がある。
クオリティの件…プロがやってる世界であっても、素人が喋ってる世界であっても、コンテンツとしての価値ってのが動画の中の内容として評価される世界なので
演出論みたいな、もはや形而上学なんじゃないかって世界の、いわゆる「パット見でわかる差」が存在するかしないか、または、その存在によって満足度が変化するかって話。
これ、関係ないよなって思うわけです。
例えば、先日の4%ルールの記事に両学長の動画はりましたけど、マインドマップ垂れ流して喋ってるだけで、動画だろうがラジオだろうが変わらんわけですよね。あれ。
アレの場合は求めてる情報ってのは知識ベースなので、演出効果を必要としてない(なんか最近演出いれてるけどぶっちゃけ邪魔だしね)。
これって、動画編集の初級みたいなのを一週間も学べば十分できる事。
あとは、その発信する中身の専門性の話であって
いわゆる「俺でもできるな」の動画かどうかの境目は専門性でつけるところなんですよね。
エンタメ動画の場合、この境目が存在しないので、クオリティ差が経験値によって変化しづらいって事。
クオリティの話を漫画に例えると
クオリティの話を漫画に例えますと、絵かきは時間帯効果によって画力や作話力が変化するので
これはアドバンテージになりえます。
もちろんそれはあくまでも「なり得る」程度の話ですが。
要はスキルが存在するかしないかの話で
VFXとかならともかく。
Youtubeでのエンタメ、情報発信レベルの動画制作に対して、視聴者が求めてるレベルの動画編集が基本必要とされてないので、差がツキづらいんですよね。
もちろん。それを売りにする動画を作れれば差は生まれますが。
そういう人ってそもそも映像を作る事を楽しめる人であって、鼻くそほじりながら小銭稼げたらいいなみたいな、結果だけ観てるどこにでもいるぼんくらとは違うわけですよ。
面倒な事にはスキルが伴う
ちょっと話題だしちゃったけど
漫画にせよ、音楽にせよ
面倒なものを作るってのはスキルが必要になるので参入障壁が存在します。
昨今はドーパミンドバドバコンテンツ普及のおかげで、努力してスキルつけるなんて思考の人が圧倒的にマイノリティになってますから。
写真一枚でばずれる時代に、たった一枚コンテンツ作るために、2時間も3時間も絵描いてる方が異常ですからね。
でも、この異常な行動は、スキルなんですよ。
飯を食い続けられるスキル。まぁ時代の流れで淘汰される可能性もあるけどね。
こっちのが圧倒的に稼ぐって事に関しては楽。
これは間違いない。
面倒と嫌なことは別の話
面倒 = 嫌なこと
と思われがちなフシが在るけど、めんどくせぇなぁと言いながらも楽しめるかどうかが大事で
面倒な事がすべてイヤな事ならば、誰も料理なんてしないし、ゲームでアイテム集めたり、デッキ整理したりしない
面倒だと思ってても、楽しめるものってのは確実に存在してて
それがなんであるかを、探す事がコスパの良い生き方といえる。
なぜなら、多くの人が面倒で嫌なことを、面倒だけど楽しいと思えるという事は、希少性を作り出せるという事だからだ。
デジタルな超正常刺激の普及で、手間暇のかかる事は、昔より嫌厭されるようになった。
だからこそ、価値が出てくる。
まとめ
- めんどうな事をやる方が、時間、費用含めコスパが高いので、誰でもできる事を追いかけるより面倒だけど楽しい事を形にした方がええで
って話し。
一度チャレンジしてみるってのは悪くないけどね。
僕の場合、ゲーム実況は、面倒な上に楽しくなかったのでやめてしまったし。Youtubeも楽しいけど、面倒すぎる+漫画より楽しくはないって事でやめてしまったし。
面倒じゃないブログは価値を見いだせてないし。
結局、面倒だけど楽しい漫画だけがうまく回ってるのもそういう所かもしれないと思う。
漫画も漫画の中では面倒なジャンルをやってますからね。

- 作者:アンジェラ・ダックワース
- 発売日: 2016/09/12
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