隠れて生きよ ~いのいぬ.com~

漫画描きが、漫画や絵の事、作品レビュー、セミリタイアなどについて書くブログ

【オカルト断罪】瞑想で願望実現(笑)に思う事

瞑想っつーのは

どうしてもオカルトちっくに捉えられる趣旨があって。

瞑想で願望実現(笑)もその類。

瞑想で願望実現(笑) の理屈を

一時期流行ってた(というか今も信仰してる人いるっぽいけど)ニューソート思想の、引き寄せの法則みたいな。

ああいう捉えられ方をされてる節がある。

「瞑想すると願いが叶います」ってお前アホなのかと。

この触れ込みだと、「瞑想すると(神秘パワーが宿って)願いが叶う」みたいな捉えられ方サれかねんだろうがって思うわけです。

引き寄せの法則なんかはその類で、願うと叶う的なあれなのですが。

瞑想は科学されてるので、願望実現についてはどうかしらんが、まずそんな事は無い。

というか、スキルとして、脳トレとして何が起こるか明らかなもので願いが叶う魔法が起きるなら、

今頃、タイやチベットの高僧が世界を平和にしてるだろう。

目の前の事に意識が向けられるだけ

瞑想ってのは集中力のトレーニングだという事から、誤解が生じて

「努力力」のような集中力が養えると思ってる人が多いみたいだけど。

先日紹介した、ヨンゲイ氏の動画よろしく、瞑想ってのは

「意識がずれた事への気付き」でしかない。

そのズレに気づきやすくするために呼吸や、感覚をトリガー代わりに用いるだけ。

  • 呼吸(その他の錨役)に意識を向ける → そのうち脳が飽きて別の事考え出す → それに気づく → 呼吸に意識を戻す

これを繰り返していく事で、「意識がさまよってる状態を少なくする」のが瞑想の役目であり

心の筋トレだと言われてる所以だろうと思う。

意識がさまよってるとは

人間、暇だと余計な事を考え始める

というのはよく言われてる事だけど。

人間の脳は「暇がる」仕組みになっていて、どんな刺激物であってもすぐに順化してしまう。

その順化の対応として愚鈍な脳は「量を増やしたり」「時間を増やしたり」して対応しようとする。

例をあげるなら、「アルコール」「ギャンブル」「ゲーム」はこれらに陥りやすく、そのイメージもしやすいだろうと思う。

その結果、我々の脳はどんどん短絡的な刺激を求めるようになる。

これを超正常刺激と呼ぶ。

www.inoinu.com

そして、これが暇なことであれば量を増やそうとか、時間を増やそうという発想にはたどり着かない。

仕事が暇だから。もっと仕事して楽しくしよう

とはならない。という事。

人間は相対比較する生き物なので。

仕事より 面白い事をやろう

という発想になる。

これが、結果的に、目の前のやるべきことであったり。本当はやりたい(達成したい)けど、一定の時間や労力が必要なものから意識をそらせる事になる。

これを防ぐための能力が

瞑想トレーニングで養われる。

つまり、何かを達成するならば、少なくとも努力が必要だという事には変わりない。

瞑想で努力が楽になる理由

しかし、付け加えておかねばならないのは

瞑想によって仏教でいう「空」の概念を理解すれば、努力は楽になる。

「空」を説明するには仏教哲学を現代的に噛み砕いていく必要があるが、「空」が言葉として包括している範囲が広すぎて、便利すぎる言葉なので正直そんな事してるのは面倒くさい。

別途調べて。と言いたい所だけど。

雑に今回のポイントに合わせてまとめるならば。

  • 努力をつまらないとか苦しいとか、思うのは 相対的に楽しい事に執着してる、自分の感情のせいだよ

って話し。

これが理解できると、瞑想で培われた「気づく力」によって、意識を達成したい行動に楽に向け続けることができる。

(というかついでに、現在に集中してる方が、本当は「楽」だって事にも気付ける。)

故に願望実現(笑)が実際に起きる「確率を上げる事ができる」という事。

あくまでも確率をあげることができる。というだけの事。

僕は、成功はトライ回数による成功確率は基本同率だと思って取り組むべしというのが理屈の上では正しいし、レジリエンス的な観点でもベストだと思っているので

要は瞑想でトライ回数増やせるだけの生産力手に入れたら、そりゃ成功しやすくなるわな。って話しよ。

まぁ、成功の定義についてはさておき。

まとめ 瞑想で生産性があがるだけやぞ

願望実現ってのはほんと(笑)で、生産性があがるだけです。

ので、努力は必要だし

マインドフルネスの西洋流布の流れには、哲学の概念が抜け落ちてるけど、

仏教しかり、東洋哲学、西洋哲学然り、敷いては、物理学方面を理解して、世界とは…を理解しようと務めるのは、結局のところ人間の意識の固定に重要だったりすると思うわけです。

僕はね。

ただ、まぁ、感覚的に「今に集中してる方が楽だな」って事に気づければ、仕事の能率はあがるでしょうし

それは、哲学なくして感覚知として理解できる範囲だと思うので、別にいいのかなぁとも思う。

瞑想について最も重要なのは、「知る」ではなく「体験して理解する」だからねぇ。

こればっかりはほんと。

脳科学者が解析してる通り、体験によって変化が生じるのは事実なので(可塑性ってやつ)、

やって実感しないと。

そんでもってこれも確実に言える事だが

何時間やれとかどうとかじゃなくて、個人差あるよなって。人間なんだから、当たり前な話しだが。

余談 結果ばかり見る人

願望実現とか、成功とか

そういう話してる人って結果ばっか観てるよなぁって思うわけです。

でも、大事なのは、結果じゃなくてプロセスなので。

小説書くのがクソ嫌いだけどお金が欲しいみたいな人が小説書くのって苦痛でしょ。

そういう事で。

なんでわざわざ苦痛な事してんのって思うわけですけど

これってお金に対する間違った考え方や、使い方(虚栄のためだったり) ってのが原因かなと思うわけですわ。

あとは、肩書、つまり承認的な要素のみを観てるとか。

成功しようが願望実現しようが、過程、つまり行動、現在が自分が楽しくないなら全部アウトだからね。自分の人生にとっては。

大ヒット作品を作っても、そのせいで次の作品を書く事ができなくなるなんてケースも作家業の中ではある話なんですよ。

得に承認欲が傷つけられますからね。

「前の作品の方が面白かった」の一言を受けたくがないために、次が描けないなんて話ね。

自分の人生の「善」はどこにあるのか。成功ではなく、楽しく生きる事だろう。楽しいと思える事を続けられる事だろう。

そのためにも、ある程度、程よく隠れて生きた方がいいと思うんだよ。