堕落人生をハックするネタみたいなのを、テーマ縛りで投稿していきます。飽きたらやめます。
コントロールできることだけに意識を向ける
自分次第でないものを軽く見よ by エピクテトス
これはストア哲学者エピクテトスの言葉。
コントロールできるものとできないものを見極めて、コントロールできないものは受け入れる。そして、自分がコントロールできる事だけに意識を向けろ。
そういう教え。
コントロールできないものとは
コントロールできないものとは何か。
具体例を上げるとすれば
- 自然災害
- 他人の心や言動行動
- 一人では動かせない、大きすぎるもの(政治や思想)
- 人間の力を超越しているもの(自然法則を曲げる事はできない)
など
今現在なら、コロナ感染などこれにあたります。
感染予防策は存在するが、100%の感染予防は困難であるように、できる事をやったらあとは過剰に怯えない事。受容することが大切。
人間は考えても仕方のないものをどうにかしようとするから苦しくなる。
コントロール と 受容
昨今マインドフルネスが流行しているわけですが、元になった仏教でも「受容」の重要性が説かれています。
どうにもならない物事を受け入れずに、抵抗するからどんどん苦しくなっていく。
だからどうにもできないものは受け入れるしか無い。
「諦める力」というのは、人生において非常に重要で、どうにもならないのだから諦めるしかないと割り切れないと、いつまでもそれに抵抗してしまい
本当にやりたいこと、価値を感じる事に自分の時間と労力を投じる事ができなくなってくるわけですね。
諦めるってのは、別に悪いことじゃない。分別をわきまえて、自分の人生を生きるために必要な事です。
諦めってのは言葉がネガティブイメージが張り付いていてしっくりこないので、「受容する」と捉えてしまえばいいでしょう。
地球を反対向きに回せないのと同じで、自分のちからでどうにもならないことをどうにかしようとするのは、自分を苦しめる以外の何物でもない。
コントロールできることだけに意識を向ける。
どうにもならない事を受け入れたら、後は自分がどうにかできる事に意識を向ける。
その上、自分が価値を感じるものに意識を向け続ける。
他人の意見ではなく、自分が価値を感じるものを見極めて、それに人生の時間と労力を投じる。
余談:ニーバーの祈り
神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。 変えるべきものを変える勇気を、 そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えて下さい。
これは、神学者ラインホルド・ニーバーの提唱した、「平静の祈り」というもので
アルコール依存の互助会などでも使われているものです。
エピクテトスの言葉と同じ趣旨のものですね。
まとめ:コントロールできることだけに意識を向ける
- コントロールできる事とできない事を見極めて、コントロールできる事だけに意識を向けよう。
ダラダラ生きたいなら、無駄な事に時間を使わない事。
この企画、早速、飽きました。