昨日、価値を見直すという事の重要性について書いた。
そんで、自分にとっての人生の価値ってなんだろうといつもどおり、歩きながら考えてまして、一定の答えが出まして。
人生の価値は精神的平穏にある
- ブッダ/仏教哲学の涅槃や解脱
- エピクロスの「アタラクシア」
- ストア哲学の「自分次第でないものを軽く見よ」
コレ意外にも、僕が指針にする哲学の多くには、精神的な囚われからの開放を説いている物が多いんですよね。
厄介なのは事象ではなく、その事象に対する自分の反応ですからね。
現実、目の前にあるものをどうするかという価値感(お金や承認、人間関係など)ではなく
自分がメンタル的に何に対しても一定の平穏を保てるかどうかって事が僕の人生の価値なんじゃないかと思えてきました。
人生の価値観を客観視するための、ユーモア理論
最近しった新しい話
アインシュタインは心の浮き沈みへの対応として「ユーモア」を大切にしたそう。
チャップリン曰く「人生はクローズ(接写)で見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇」
客観的に物事を捉える、またそれに準ずる視点で感情を捉えるというのは、マインドフルネス療法やCBT、ACTを始めとした心理療法でもよく言われてる事で。
感情に飲み込まれなければ、人生はそれがどんなものであっても、ユーモアあふれる喜劇のように捉える事はできるのかもしれない。
もちろん主張いくらでもつつけるところはあるので、あくまでも日本社会でそれなりに生きているならという予防線も貼っておきますけど。
人生の価値は精神的平穏 まとめ
ではどうするかって事なんだけど
- 認知行動療法やACT、マインドフルネス療法、哲学などを学んで実践
- 運動や食事、睡眠などのメンタルの土台になる事の実践
- 感情ではなく行動本位(目的本位)で生きる
- あまり先読みしすぎない(将来的にどうかなど)
今ぱっと思いつくのはこんなところ。
うーん、なんか前に一旦気づいてブログ記事にもしてた気がするが。
人間ってわりと簡単に見失うもんだなぁと。よく見る所にしっかりメモして、指針を失わないようにするか。
もちろん、指針をブラッシュアップするってのも大事な作業だと思いますけどね。人間は変わるものだし。

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