隠れて生きよ ~いのいぬ.com~

漫画描きが、漫画や絵の事、作品レビュー、セミリタイアなどについて書くブログ

「価値と目的の違い」と「先に後悔するワーク」

楽天ブックスがしおりくれるキャンペーンやめた事に悲しみを禁じえない井上です。

今日は価値について

ネタ元はラス・ハリスさんの「幸福になりたいなら、幸福になろうとしてはいけない」から。ACT(アクセプタンス&コミットメントセラピー)の本ですね。

価値と目的の違い

価値と目的の違いについて

  • 結婚する!

は目的。

  • 良い夫/嫁である

は価値。

価値は西に向かって旅をするようなもので、目的は川や山へ行く事。

つまるところ。達成してしまったら終わるのが目的で、人生の価値の方はその方向に進み続けるようなものですね。

僕らは資本主義、消費主義、物質主義の世の中に生きてるわけで、社会的には「達成するかしないか」を割と重視されるわけです。

  • 日本一の○○になる

みたいなものを目標として立てて、その世界の一番を目指すってのは今も昔もある話だけど、こういった目的思考ってのは価値とは別の話。

日本一の○○に…ってのは、価値としてはもっと別の何かがあるはず。

たとえば、日本一になれば承認を得られるだとか、お金を得て自由に…とか、そこにたどり着けばそれ相応の技術が磨けてその世界のすべてを知り尽くせるかも…(職人的な神話思考)と思ってるだとか。

しかし、これがお金や承認となってくると、際限も無い上に、他者評価依存で自分にはどうすることもできない事なので、ある日突然メンタルをぶっ壊してしまいかねないんですよね。

死にたいのは楽しみがないから

  • 楽しみ = 価値

www.inoinu.com

死にたいと思うのは、苦しいからではなく「楽しい」がないからってエントリ書きましたけど。

本を読みかえしてて、楽しいってのは「価値を追う事」なのかもしれないなぁと思った次第です。

生きる意味と価値

  • 生きる意味 = 価値

ニーチェいわく

生きる意味を見出したものは、大抵の事は耐えられる

だそうな。

うつ病患者が死にたいとか、消えたいとか、そういう事を考えてしまうときってのは、この達成こそ正義の社会で、自分似合った正確な目標設定ができない事であったり

そもそもその目標を立てるための自分の価値を定義できてなかったりするからなのかもしれませんな。

人間が生きる動機ってのは、何か偉大な事を成し遂げるとかどうとか、そういう事ではなくて

自分が信じる方向に進むための道標であって、それはお金や承認では役不足なんでしょう。

ではどうやって価値を掘り下げれば良いのか。

価値を発見するために先に後悔するワーク

価値を掘り下げる方法は、本書でもうちょっと詳しくのってるんだけど。

長くなるので、今回は一個だけ

自分が80歳になったつもりで以下の「●●/○○」を埋めて最後の問いを考える。

  • 私は●●を恐れることに多くの時間を費やしすぎた
  • 私は○○なことにあまり時間を使わなかった
  • もし時間を戻せるなら、今までやらなかったことで何をするだろうか。

なんだこのゲロ怖いワークは。

と思いましたけども。

先に後悔するワークとして使えるんじゃないでしょうか。

たとえば、独身だのセミリタイアだのやってる自分としては、時々この価値観のまま進んでいいのかとふいに考える事もあるわけです。

ブログなんてやってると、方向性にブレがあるといけないんじゃないかと思って、正直にかけない事もまぁちらほらあるわけです、

外に向かっては口ではなんとでも言えるが、自分自身に嘘はつけないですからね。

ちゃんと正直に内省する事。

まぁ正直に内省したところで、結婚しようとか、ガツガツ働こうとかはあんまり思わないんだけど。

価値と目的と先に後悔の話のまとめ

  • 価値 と 目的 は違うよ
  • 価値と楽しさはイコールかもね
  • 価値は 生きる意味になるよ
  • 歳をとった自分になったつもりで、人生を振り返って 今の歩みを見直してみよう

みたいな話でした。

ぶっちゃけ、回避性パーソナリティ障害的な僕としては、あんまり最後のワークはやりたくないわけですが。

ソレを放置してたらそれこそ、後悔するのがわかってて後悔する生き方をしてる事になるので

目を背けずに、ちゃんと見直して生きたいなと思うわけです。

目の耳も痛い話ですが。