「今日も何もしなかった」
これは人生の質を下げる。
その上、概ね一日の終わり、つまり、寝る前に思う事なので眠りにもよろしくない。
という事でそれの解決法。
今日も何もしなかった…の対策としては「前進してる感覚を得る」が重要
何かしら、学んだと思う事。成長したと思う事が結構重要。
僕はDoneリストを適当につけてますが、
何もしなかった…となると「あぁ今日はこれやったか」と後で振り返るのに丁度いいです。
ただ、ガチでなんにもやってないって事もアリうるのでそういう時にはあまり役に立たないし、本当に何もしなかったと思う時って、実際になんにもしてない事が多いので、Doneリストは役に立たない。
今日も何もしなかったの対策→「聞くインプット」
という事で聞くインプットしましょうねって話。
聞くというのは、言葉に関して言えば、「読む」より先にあったものですのでより自然です。
何よりながらでやれるから良い。
インプットを前進と捉えるのはいささか問題はありますけど、手軽です。
「学んだ気に慣れる」ってのはすごくいい気分になるためには大事。それ故に自己啓発とか売れるんですけど…。
本当にメンタル的に「何もしなかった…」と絶望的に後悔するような状況ならジャンルまで選ぶ必要はないと思うので、学びになったなーと思うものを適当に聞き流す程度から初めていけばいいんじゃないでしょうか。
ちょっと余談
手軽インプットとしては、コンサルとか、最近売れ始めた起業家や成功者のやってる自己啓発メディアはやめたほうがいいと思います。
せめて自己啓発やるなら、リンディ効果があるもの(古くから読みつがれて残っているもの)を参照すると良いかと思います。僕が哲学を読んでるのはこれが理由で、どこの誰だかわからん人の文章より信頼性があるからです。
新しいものより古くから受け継がれてるもの…そして、その上で、新しいものと参照して自分なりの意見をつくる。これが自分の哲学を作る上で大事かなと 。
人間は新しいものにすぐ惹かれてしまうけど、人間の根本って数千年前からたいしてかわってないので。
時代の変遷を乗り越えてきた智慧ってクッソ強いんですわ。
余談終わり。
アウトプットも忘れずに
メモ書き程度でいいのでアウトプットを忘れずに。Keep等の手軽なメモツールは山程ありますし。
僕みたいに適当ブログやるのも手ですよ。
ブログは維持に無駄なお金がかかるので、やるなら無料ブログか、noteをおすすめします。
しゃべるのが得意で好きな人なら、YoutubeやPodcastで喋ってアウトプットってのもいいかなと思います。
アウトプットしないと、インプットしたことなんて定着しないので。
別に参照するわけではなく「学んだことはなんだっけ」と思い出すことがアウトプットの肝なので、適当に紙になぐり書きでもOK。
そのうち、何度も思い出した事は、洗練されていきます。
僕の場合だと、哲学、特に老子やストア哲学、エピクロス、ニーチェ、仏教哲学、ウパニシャッド哲学あたりは繰り返し書き出してるので定着してきましたし、好きな事、自分が自分にとって価値があるなと思う事は自然に定着していきますので、気楽にアウトプットしていけばよいかなと。
がっつり、やる。参照したいって時は個人Wikiを作れるScrapboxがおすすめです。
まとめ なんかした気になりたいなら、まず「聞け」
- 前進してる感覚ってメンタルに重要なので、聞くというインプットを通して「とりあえずなんかした」感を得ましょうね
って話でした。
おすすめメディアとしては
- Audible やAudiobook.jp などのオーディオブック
- 音だけ解説Youtube
- ラジオ
この辺がよろしいかと。
余談 2 「無駄をとり戻した」
2019年頃からビジネスインフルエンサーの影響で私生活バカにしてしまったって話は一度どこかで書きましたけど。
最近ビジネスインフルエンサーによってボロカスにされた「無駄を楽しむ」って事を取り戻しつつあります。
Audible再契約もその一つ。
生産性は大事。だけど、アイデアはもっと大事。
アイデアってかなーり無駄から生まれてるので、自分の「好き」を削ってしまうと非効率化してしまうんですよね。
効率よく、科学的に生きるより
今を楽しむ力を、自己観察の元磨いていかないと、個性もクソもない。
合理性によって支配されたリベリオンに出てくる無感情市民みたいになってしまうでよ。
腐っても漫画家なんだから、もっと無駄を楽しまないとなぁと。