このブログを書く目的は知的好奇心を満たすためだったんですけど
いかんせん、内容が暗い。
お金、メンタル、死、幸福のようなテーマが多い。
これらの情報を得た後に自分が咀嚼するために書いてるのでどうしても重苦しく、真面目臭くなってしまう。
一度できあがったこのスタイルを崩すのはなかなか大変だけど、ブログを続けるなら崩してしまいたい。
できれば、もう潰して本業の方でふざけた漫画でも書いてる方がいいのかしれないけど、文字を打つのは結構気晴らしになるものでどうしたものかと。
ビジネス は役に立つ より 面白いがいいのでは説
ビジネス は役に立つ より 面白いがいいのでは説という事でちょっと思ったこと。
役に立つ は疲れる
役に立つてのは、常に問題解決型思考でいなければならないという事になります。
ビジネスというか、事業ってのはライフワークみたいなもので
なにかしら気づいた事を自分の事業に転化出来ないか考えてしまうんですよね。
僕は漫画家なのでその幅が異様に広いです。作家業、文筆系の人もなんかもそうだと思うけど、ぶっちゃけ、なんでも作品、コンテンツにすることが出来てしまう分、なんでもかんでも
「漫画にするならどうするか…」
って考えちゃうんですよね。
そこまで行かずとも、ほとんどの事業主はそういう思考になっているのではないかと思います。
それ故に
「役に立つ」を追いかけていると、常に問題をどう解決するかという考え方でいなければいけません。
問題解決には限界がある
実際に解決できるならそれに越した事はないんだけど。
人間の悩みは不満ってものは、問題解決型では限界があるんですよ。
幸福の最終結論の一つとして、セルフコンパッションや瞑想(マインドフルネス)を提示した理由でもあるんだけど。
結局人間の幸福ってのはあるがままを受け入れるという心を育てることが最短距離になる。
そこから逃げ出す、目の前にある問題を解決するというのはもちろん、それが出来るならやるべきだと思うけど。
ストア哲学よろしく「自分次第でないものは軽く見よ」という心も精神衛生上必要な時はあります。
問題を解決するってのは、可能ならばいいが、可能ではないものの問題まで考え始めると精神衛生上よろしくない。
これはすごいパワフルな、大企業を作り上げてしまうようなリーダーシップバリバリの人ならいいが、イチ個人事業主にはきついもんです。
面白い なら一石二鳥
逆に、「面白い」をテーマに事業を起こすなら
常に面白いを探していられるから、QOLも上がるし、一石二鳥じゃないかなと思うんですよね。
エンターテイメントってのは便利になればなるほどその価値は高くなっていくし、多様性も生まれてくる。
今後小さくなることはないと思うんですよね。
無駄を面白いと思える人間の時間や心の余裕は増えてくるだろうし。
それは日本だけじゃなくて、世界規模で。
人間はどうしても、負の感情を強く感じてしまうから、世の中がどんどん悪くなっていく、もっと問題を解決していかねばと思うものだけど、現実はそうではない。というのはファクトフルネスで有名になった話。

FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド
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まとめ
何が言いたいかってーと
- 問題解決型の(役に立つ)ビジネスより
- 面白いをテーマに、笑わせたり楽しんでもらう事を考えていくビジネスを作ろうぜ *これなら、アイデア出しそのものが楽しくなるぜ
って話。
ま、笑いを作るのも大変なんだけどね。それでも、笑ってもらえるってのは、気持ちいいもんですし。
笑われてなんぼだと思って
クソ真面目な発信者になってしまうより、バカやって笑われる人間でいたいと思うんですよ。おじさんは。

- 作者:西条 みつとし
- 発売日: 2020/05/19
- メディア: 新書