
- 作者:アダム・オルター
- 発売日: 2019/07/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
ゲーム依存については語弊もあるので、細かい事は言いませんけど。
リタイアしてゲームばかりして、ゲームでしかドーパミン出せなくなったらそれは、結局他人の人生を生きてるのと同じだと思うんだよ。おじさんは。
ゲームやSNSってのは、学習のいいところである「達成感を得るところ」や「予測不能な報酬」などの人が感情を惹きつけられるポイントをうまく取り入れた娯楽だ。
超正常刺激については何度も書いてきたけど、怠惰といえ、欲にまみれた生活ってのは、他者のビジネスに依存させられているに過ぎない。
時間を使っていないようで、時間を食われている。
では、何をすれば良いのか
結局、人は生産する事でしか喜びを感じ得ないのではないか。
生産といっても、物を作らなくても良いが、究極的には他者貢献。
自分のためにってのは、他者にどれだけ貢献出来るかを利己的に解釈しただけに過ぎない。
ビジネスの多くは、他人に喜んでもらうとか役に立つとか、そういうものをお金で取引しているだけで、結局は問題解決だ。
僕らは、それを生活費を名目に強制させられていただけで
生活費がなくなったからといって、この役割が終わるわけではない。
人間は社会性を持つ動物で、それ故に社会に貢献する事によって自分の存在価値というものを他者の目を借りて、定義している。
ゲームやSNSはいわば、それを数字を利用して「誤認」させているにすぎない。
人の承認を得ている、社会的地位を確立していると思い込まされている。
これは他者の作り出したシステムで人生を食われているといっても過言ではない。
何にすがればいいのか
21Lessonsに今後の世の中の思考の過程と結論について書かれてある。

- 作者:ユヴァル・ノア・ハラリ
- 発売日: 2019/11/19
- メディア: Kindle版
さすがに、どうかと思う部分もあったものの、概ね
僕らは所詮何かにすがって生きていくしかない。
それがゲームであってもいいのかもしれない。
SNSであってもいいのかもしれない。
しかし、それは自省を繰り返した結果、そこにたどり着くのならば「いいのかもしれない」というだけの話であって
知らず知らずの間に飲み込まれてしまう事には異を唱えたい。
自省せよ。
個人的には、ハラリ教授の言う通り内省しかないと思う。
モノはもちろん、あらゆる外敵なものは健康も含めて、いずれ消失する。
残るのは思考、心だけだ。それも最終的には無くなってしまうが、最後の最後まで自我と共にあるのはコレだけだ。
瞑想しろ。
そして、自分を知るべし。
どう生きるか。
その答えは本人以外出せない。

サーチ・インサイド・ユアセルフ ― 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法
- 作者:チャディー・メン・タン,一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート
- 発売日: 2016/05/17
- メディア: Kindle版
自分が「よし」とするものを探せ。
気づけばスマホ握ってるだけの人生でしたなんて事にならないように。十分注意したい。