作業は短く区切る方が効率がよい。と再確認した井上です。
作業でドーパミンを出す
最近はドーパミンの依存の話をめちゃくそ描いてきたけど、ドーパミンはやる気物質でもある事を忘れてはいけない。
これがあるから、人間は有益な行動を行う事もできる。
ただ、昨今はそれを逆手に取った依存ビジネスが横行してるってだけで、それは環境デザインで追い出してしまおうぜって話を書いてきただけ。
ちなみに、これを書いてる現在、Youtube断ち5日目ですが、特に問題なく。時間あまりまくって部屋がクソ片付きました。
と余談はおいておいて。
ドーパミンは、超正常刺激によって分泌させるのではなく、相応の行動をとった対価として受け取るのが自然であり、生産的であり、それを行う事でハイパフォーマンスを発揮でき、時短作業で生活費を稼ぎ、だらだら生活を実現するために利用すべき物質。
うまく付き合おうって事で今回は時間を区切った作業をしようぜって話。
ポモドロ等の時間制限作業
ポモドーロテクニックが有名ですが、時間制限作業はいくつか種類があって
厳密に数字に規定があるわけじゃないんですよね。
15分/25分/45分/52-17/90 など色々巷に存在してる時間制限生産性向上作業術ですけど。
個人や作業内容、気分や体調にも左右されるので、自分で色々やってみてベストな分数を見つければ良いかと思います。
分数にこだわる必要はなし。
★時間を区切る事で得られるメリット
今回のメイン。
時間を区切って作業をするメリットについてですが。
- 一回一回の作業→ドーパミンが出る→ 作業こなすの楽しい。になるかも
- 「あと5分」による集中力向上
- ツァイガルニク効果
- 作業興奮
こんな感じかなと思います。
作業を終えて、健全にドーパミン
これは健全なドーパミンを出す流れ。
ゲームになぜ依存性があるのか、ってーと「苦労」を取り除いて「ちょっとの努力や反復」で達成感を得られドーパミンを出すという形をとっているからです。
本来的な反応ではなく、ゲーム内の数字やアイテムを使って達成感を得られる仕組み。
超正常刺激の一つですが。
ちゃんと作業して得られるドーパミンならば、まぁ別段、悪影響はないと考えていいんじゃないでしょうか。
25分なら25分しっかり「作業をしたぞ」と体感する事によって、ドーパミンを放出させて、作業を楽しめる一連の流れを脳に覚え込ませる事で、作業を楽しめるようになる。はず。
もちろん、そのためには環境デザインをして、超正常刺激的コンテンツを排除しておくのも大事。
楽にドーパミンを出せる方法を見つけたら脳はそっちに気をそらそうとしてくるので、YoutubeやSNSはすっぱりブロックして、利用時間を決めた方がよいかと。
全く利用しないのは難しいので、僕はStylebotなどの拡張機能を使って、SNS上から数字を排除したりもしてます。お試しあれ。
あと5分の踏ん張りで集中力アップ+生産性向上
規定時間より前に集中力が切れる事があるけど、「あと少し」を頑張る力をつける事ができるそう。
「5のルール」「5秒ルール」とか言われてるやつ。

- 作者:メル ロビンズ
- 発売日: 2019/07/26
- メディア: 単行本
時間が決まってるからこそのあと一歩。を踏ん張って、ヤバイ集中力で言う「獣」を制御する力を身につけるトレーニングを、実践の中で行えるとか超お得。

ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45
- 作者:鈴木 祐
- 発売日: 2019/09/19
- メディア: Kindle版
ツァイガルニク効果
ツァイガルニク効果は「中途半端なものをよく覚えてる」という人の心理、脳の仕組みで
規定時間(25分など) が経過してタイマーがなった時「キリのいいところまで…」と作業を続けず、その場でスパンとやめる。
これによって、続き開始しやすくなるし、作業の続きが気になるので作業を行う事をむしろ望んで手を動かすようになる。
作業興奮
作業興奮は、「やり始めるとやる気が出る」ってやつ。
人間の脳はやり始めないとやる気成分がでなくて、やり始めるとやる気がでてくる現象を作業興奮というんですけども。
タイマーを押して作業という流れを作ると、「タイマーを押す」という実際に作業を始めるより遥かに簡単な作業をトリガーとして設ける事で、作業に入り安くなる。
一度作業に入るとこの作業興奮が発動して、一定時間勝手に集中する。
あとはやる気が切れた時に「あとちょっと」を頑張るというサイクルで規定時間を乗り切る事が出来るって流れ。
休憩時間に何をするか
ポモドロなどの小休憩に何をするかって話。これは結構重要だったりします。
- 軽い運動、ラジオ体操やステッパー、散歩、軽い筋トレなど
- 瞑想
- 簡単な家事
- ぼけっとする
間違っても、SNS見たり、メールを確認したり、Youtube見たりしないように。
脳を空っぽにする、休める時間にしないと、休憩を有効に使えません。
休むことも、生産性を高めるためには大切。
まとめ
- 時間区切って作業すると時短にもなるし、集中できるし、脳にもいい
- 時短作業で、仕事短時間で終わらせて、だらだら生きようか。
って話。
時間がいくら余ってるからってそれを浪費してたんじゃなんの意味もない。 だらだらしたいなら、だらだらするためにしっかり時間を管理、生産性を管理する事も大切。
これぞ「怠惰を求めて勤勉に行き着く」ですよ。