隠れて生きよ ~いのいぬ.com~

漫画描きが、漫画や絵の事、作品レビュー、セミリタイアなどについて書くブログ

S&P500ではなく全世界を選んだ理由

前も書いた気がするけど。色々思う所をちゃんとまとめてみようかなと。

事前に「ぶっちゃけ全世界選ぼうがSP500選ぼうが、どうせアメリカ株が中心だから、爆死するほどの差はない」って事を念頭にお願いしますです。

結論

  • 過去の数字はSP500が強いのは事実。おそらく今後も変わらないとは思うけど自信はない。
  • 未来はわからない
  • デジタル化で人の居場所が問われなくなった
    • 今回のパンデミックはそれを加速させると思う
  • 「最大より平均でいい」がインデックス投資の真髄
  • よく眠るための「全世界」

S&P500は強いが信じられるか?が重要

全世界分散より、SP500が強いのは確か

これはデータ上証明されてるから。

過去のデータ上は、SP500を選ぶのが最善のインデックス投資先である事は間違いない。

しかし、今回のように

NEWS:アメリカの感染者数が中国を抜いてトップになったんじゃよ

と聞いた時に

僕はS&P500一本という投資を受け入れられるだろうかという問題がある。

これは個人の感情の話なので、受け入れられるならそれでよし、受け入れられないなら別の方法を取るしか無い。

僕は後者だと思ってたし、実際体験してそう思った。もちろんアメリカは今回の件は立ち直ると思うけど、今回みたいな物理的な問題は最悪どこに何が発生するかわからない事も証明したと思う。

経済はデジタル化してグローバル化はもっとすすむから、経済が終わる事はまだまだ心配するような状態ではないと思うけど。最悪の状況ってのは人の想像を超える。これが不確実性ってやつかと実感した。もしもっと致死率が高いものだったら。もしもっと感染力が高いものだったら。

アメリカは…。中国は…。

世界は一体どうなっていたんだろうって。ま、まだ終わってないんだけど。

とにかく。

過去のデータは重要だけど、株式投資は感情のコントロールもかなり重要。

って事と、物理的な問題で予想だにしない事が起こる可能性も天文学的な数字で発生するわけではなく、こんな風に起きる事もあるんだってのは今回の件で身にしみた。

デジタル化について

アメリカは唯一人口増してる先進国。イノベーションの中心。S&P500が最強!

って主張がある。

これには概ね同意。

それでも全世界を選んだ理由の一つとして「デジタル化」で人の居場所が問われなくなっているってのがある。

僕は10年来、漫画家という仕事をしてるけど。

ハッハー漫画家?漫画家って東京にいなくても出来るんですね~?ハッハーうそこけ~!!!インターネットベリーすごいねぇ~はっはっは~。パン買ってこいや。

10年以上前からできてる事やで…。

って話になる事があって

世間のネットでの仕事の認識って、実際やってる人よりかなり低いんだなぁと感じる事があった。

それが今回のパンデミックで

外に出るとかやばい。リモートワークすべし

って話が盛り上がってきた結果。

  • 無観客ライブ
  • 無観客 プロレス投げ銭

などの今まで箱でやってた事をネットを使ってやる仕組みでなんとか収益を…という流れを見た。

正直、もっとはよやれや

と思ってた事なんだけど。これはパンデミック関係なしに「東京に時間通りにいかないと見れない公演やるくらいならYoutubeで流して収益化したり、会員限定有料動画的な売り方したほうが手間もコストも削減できるのに参加人数確保できるよなぁ。」って思ってたって事。

3Dソフトのレクチャーイベントとかもね…ほんと金は払うからネットでやってくれよと…まぁそれはおいておいて。

言いたいのは「もっとネット使えよ」

って事で、

それがパンデミックの外出規制でなかば強制的に、ネットを使うビジネスの気楽さと拡散力に気づき始めてる人がぐっと増えた気がする。

ここで言いたいのは

  • アメリカの中にいなくてもいい

って事。

これは日本でいう「東京にいなくてもいい」が世界にもっと広がって、グローバル経済という国境を越えた経済圏がもっと拡大していくんじゃないかって感じてるって話

もちろんこれはただの未来予測でなんの意味もない。

だけど、自分自身が日本という小さな国でのネットを使った仕事のやり方の変化を、割と早めに体験してる身だからこそ、思うことで

これは日本の社会の中にもこれから少しずつ広がっていくと思うし、そうあって欲しいと願ってる事。(東京一極集中なんてほんと馬鹿らしいから)

もちろん、アメリカ外で発生したイノベーションをアメリカが買取るって図式が常に成り立つとしたら、S&P500が中心の世界はこれからも続くし、選択肢として間違ってないと思ってるのも事実。

だけど、経済の世界分散も進むかもしれないという可能性も存在する事も事実だと思う。

「最大より平均」それがインデックス投資だ。

色々ぼやいたけど。

もちろん未来はわからない。

それでも一つだけ言いたい事があるとすれば

  • インデックス投資は「平均で良し」とする投資だ

って事。

SP500は強いし、これからも消えて無くなるなんて事は無いと思う。僕は以前やっぱアメリカが落ちこぼれる日もくるかもしれないから、という理由で全世界を選択してたけど、これは間違いだったと思ってる。

SP500は無論今後も生き続けると思うし、強い指数として残り続けるはず。

だけどそこには一つだけ制限がある。

それは「アメリカの株の500社」という制限。

多国籍企業が含まれてる事は承知の上だけど、それでも新しく発生した革新的なパワーを持つ企業が、アメリカの外に発生した場合、SP500はそれを組み入れる事ができない(なんか出来る方法あったら、ごめんね)

それも含めて

全世界の平均でいい。という結論に至った。

投資の世界でも、足るを知るってのは大事だと思うし。

僕はS&P500で最大を狙うより、全世界平均の方が安心してよく眠れる

と判断したからこれを買ってるって事。

平均でいいんだよ。僕はね。

投資より、現在の事業での収入の方が多いし、楽しいし自分の力で手を加えられるってのもあるからこそ、「平均で満足できる」ってのもあるかもしれないなぁと最近思ったりもする。なんやかんやでアイデアを形にするのは楽しい。

あとセミリタイア思考的にも。

セミリタイア人間は平均でいいと思ってるはずだ。最大化を狙うというのは資本主義的マテリアリズム的思想だと思うし。

例外として「今セミリタイアするお金ない」って人は、最大化を狙うかも知れないが

  • 急いては事を仕損じる

という格言もある。

平均でいい。足るを知る。以外と大事かもしれないよ。何度も言うけど、未来なんてわからないから、実際どうなるかはしらんけどね。

まとめ

  • S&P500は強い
  • アメリカ外におもしろイノベが起きたら?
  • ネットでどこででも仕事が出来るようになってる事でアメリカから経済がもっと世界に分散される可能性もある。
  • アメリカに何かあった時、S&P500一択で、よく眠れる?
  • 平均でよし!「足るを知る」

こんな話でした。

未来は誰にもわからない。SP500最強だった世界もありうるし、全世界の方が良かった世界は…まぁあんまなさそうだけどなくはない。

どちらにしても「世界はよくなっていく」という気持ちは変わらないし、それは世界全体で広がることだと思ってる。だから「平均でいい」。

投資は感情との付き合いがとっても大事なので、よく眠れるかどうかを基準に吟味するといいかも。結果はまぁ、それなりには変わるけど、世界経済がよくなっていくと信じられるからこそのインデックス投資なので、だいたい資産は増えてるだろうから大丈夫だよ。たぶんね。

最後に。

不確実性に悩むより、自分が稼ぐ力をつけて、気楽に楽しく稼ぐのが一番安心できるよ

ってのが最近の下落を受けて、改めて思う事。

経済ニュース見て、頭抱えるような投資の仕方をするくらいなら、カウチポテトポートフォリオ維持してコツコツ作品を描いてる方が気楽。

カウチポテトポートフォリオ大好き

最後に注釈

SP500に一切投資してないわけではなく

  • 全世界(オルカン)中心にMSCIコクサイ、SP500を足したインデックス投資してる

ってのが僕の投資。これはただの裁量で理論建てたものではないけど、SP500一点よりよく眠れると思ってる。それだけ。

まぁぶっちゃけ、何に投資しようが、アメリカよりなのは事実なので、あんま深く考える必要はないと思ってますけどねぇ。

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敗者のゲーム〈原著第6版〉

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