お金問題解決してからのやる気の無さに、辟易としてまして。
仏教哲学をもとに、手放すことを実践してみてますけど、これはどんどん小さくなっていく生き方で
それは悪くないんだけど、行動指針がなくなってしまって瞑想しかしなくなるので、なんか指針が欲しいなと思ってまして。
今まで読んだ本やまとめた哲学をもとに色々考えた結果、なんか若干ヤバイけど、その価値観にたどり着いてしまったので、それについて。
人間とは
人間とは
- 宇宙のエントロピー増大のための散逸構造
であるというのが科学の結論らしい。これは人間以外のあらゆるものがそう。
僕らは宇宙の一部として発生している存在で、その存在がエネルギー(素粒子の流れ)を作り出す事で、宇宙はエントロピーを増大させていき、最終的には雲散霧消する。
それが人間。
つまり、人間の目的とは、梵我一如レベルの思考回路で考えると
宇宙のエントロピーを増大させるために生きる。という事になると思う。
みなまで言うな。自分も、頭おかしいとは思ってる
哲学も行き過ぎるとこうなるのかと思ったけど、これは岡本太郎的思想にすごく似てると思ったし、自分の今までの生き方をぶっ壊す意味でも良い価値観だと感じるので掘り下げる。
※注意事項として、この先エネルギー循環という言葉を使うかもしれないけど、スピリチュア系の人がよく使ってる意味ではなく、僕はあくまでも物理、素粒子の流れであると考えてる。エネルギーという言葉への偏見は各自で措置をとってから読んでもらいたいです。

- 作者:岡本 太郎
- 発売日: 2017/12/09
- メディア: 文庫
宇宙のエントロピー増大に寄与するには
出来ることを考えてみたけど
- リスクを取るー岡本太郎的思想
- 人に会うー他人への影響
- 事業や作品の影響力拡大ー他人や物への影響
こんなところかなと。
人の営みと基本は変わらない。
当たり前といえば当たり前だけど、人間はそういう目的で作られてるんだから、価値観が上書きされたところで、やることはかわらないんだろうと思う。
子供を作る事
先にこれ。
これがおそらく最大効率的行動なんだろうけど。
子供の思考が僕のように哲学やら思想をおいかけて、こんな風にバカになるとは思えない。
最悪ペシミストになる可能性だってある。
以前書いたけど、子供を作るというリスクだけはおかせない。これは子供という存在の思考に僕が影響を及ぼし続ける事は困難であり、道徳的に正しいとは思えないし
子供は、この人間が作った社会の虚構の中で、苦しみ続ける生きる可能性があるから
宇宙のエントロピー増大のためとはいえ、無力な存在を苦しみの渦の中に放り出す事を良しとは思えない。
他人が子作りをするのは別になんとも思わないけど、自分は絶対作らない。これだけは先に述べておく
リスクを取る
これは岡本太郎的思想だけど。
変化をする事によって、自分を中心に新たなエネルギー流れがうまれる。
同じことの繰り返しでは、僕自身も、そして僕の周りの出来事も変わらない。
それはエントロピー増大への寄与度が高いとは思えない。
どんどんリスクを取り、変化し、表現する事を恐れない事。
これに関しては岡本太郎氏の書籍を読むのが一番だけど
あの人は「生とか死とか、そんなものより絶対観で生きろ」って言葉を残してて
それがこの「宇宙のエントロピー増大への寄与」という宇宙スケールというか梵我一如的思想への価値と似てるように感じる。
人がとらわれがちな些末な物事へ対してのぶった切り、 昔この本を読んだ時はぶっとんだ芸術家の言葉だと思ったかが
人として、本来的な価値、渇望と受容、役割の現れだったのかもしれない。
人と関わる
他人というものに関わればそれに対して相乗効果が生まれる。
知らない事を知ったり、相手が知らない事を教えたり。
あらゆる刺激があるので、これも宇宙のエントロピー増大に寄与する気がする。
…ちょっと書いててアホくさくなってきたけど続ける。
人間はコミュニケーションを取る動物なので、本来的に生きるというのは本来的に仕込まれたプログラムによるものだから、これは間違ってないと思う。
仕組みとして、エネルギー循環効率を高めるためにコミュニケーションを取っているのかも。
作品や事業の影響力拡大
これはコミュニケーションの拡大版。
僕が生み出すもの、僕が関わる人が増えれば増えるほど、循環率は大きくなる。
なんでもいい。
今まで通りマンガを描くのも一つだし。ブログもそうだし、You Tubeでもいいし、オフラインな事業を起こしてもいいし。
規模を大きくすること。資本拡大ではなく、影響力拡大。
その結果起こるのは、大きなエネルギーの循環だ。
お金はエネルギー循環効率を高めるためのものなのかも
また妙な事思いついたけど
お金があることによって、エネルギー循環効率は高まってる気がする。
物々交換だとうまく回らず無駄になっていたシステムが効率化されることで、宇宙のエントロピーは増大しているのでは。
…
ほんと俺は何を言ってるんだ。
まとめ
と、いうことで。お金がモチベにならなくなったので、宇宙のエントロピー増大をモチベに生きる事にします。というお話でした。
ほんとに、俺は、何を言ってるんだ。
でもこれは本来的な、人としての存在の意義に沿っているように思える。
ただ、取る行動は人間として普通に生きる事と基本は同じ。
だけど余計な事を考えなくて済む。これは重要。価値観のアップデートによってもたらされる利益はまさにこれ。虚構によって作り出された社会的価値観に縛られなくて済む。
- リスクを取り
- 人や動物、物に影響を与える
お金をターゲットにしたとき、ありとあらゆる事を考えるし、承認欲求をターゲットにした時もそう。恐怖というベースが邪魔をする事が多々ある。
失敗とか、嫌われるとか。
でも価値観が、宇宙のエントロピー増大なら?
嫌われる事も失敗することも、結果オーライ。もちろん他人に害を及ぼす事は善悪の価値観の点から守るべきラインはあるけども。
何かをすれば、エネルギー循環は起こる。人が何かをすれば、エントロピーは増大する。
そして宇宙はいずれ雲散霧消するのかもしれないが(これは破滅的行為と同義ではないと考えている)、それが僕らの役割で、僕らの存在が寄与できる唯一の事。
僕らが生まれた理由はお金を稼ぐ事でも、人に好かれる事でもない。
ただ、散逸構造としての役割を最大化するために生きるだけだ。
最後に注意点
とはいえ、注意点としては
行かれた思想で、何でも良しとしてしまうのは良しとしない。
某宗教テロのように、「物質社会と精神世界は別だから物質社会になにしてもええんやー!」みたいなのは、良しとしてないというかありえない。
物質社会あってこその、宇宙だから。僕が言ってる事はイカレタ宗教思想ではなく、物理と哲学ベースの妄想なのでそこは大事にしたい。
十分イかれてるとは思うけど。
自分がイかれてると理解してる時点でまだ、正常なのかもしらんが。
注意点2:生ききること。
エネルギー循環効率の増大ってきくと「めっちゃ頑張る」と誤解されそうだけど。
頑張りすぎて死んだら意味がない。
生きてないと人間としての散逸構造的役割が果たせない。
死ぬ事は避けられない事だから仕方がないけど、健康の維持は変わらず大事。
…
ということで。
みんなも、お金じゃなくて、宇宙のエントロピー増大のために生きてみよう★
なんにせよ。やる気がすごいわく。生きる事そのものに生きていることの実感を感じられるの。無条件的に存在が存在する理由を肯定できるってすごい事だなぁ。本来的な生きる喜びも死への受容もこの規模感だと両立できそう。
哲学してきた結果が、ニヒリズムにならなかっただけ、成功した…という事にしておこう。
ま、一時的なものかもしらんけど。超人思想を実現した人間が存在するなら、それは岡本太郎的、宇宙のエントロピー増大的思想を体現してる人なんだろうって事は実感として理解できたので良しとする。収穫としてはこれはデカイ。

- 作者:池谷 裕二
- 発売日: 2019/05/15
- メディア: 単行本

- 作者:ゴールドスタイン,マーティン,ゴールドスタイン,インゲ・F.
- メディア: 単行本