前にも一度雑に書いた事があるんだけど4%ルールについてですね。
結論:セミリタイアから完全リタイアまでの道のり
- 総資産 × 4% = 生活費 を実現
- ストック収入があれば4%ジャストでOKだけど、そうでないならもう少し余裕がある方が良い
- データ上4%だと、30年くらいで底をつく可能性も、低いが確かにある。
- データがドルベースなので、為替リスク等の別要因、不確実性
- 以上の事からアーリーリタイアの場合4%ジャストは若干心もとない
- 4% 以下 で生活できるようなライフ設計をする
- 生活コストを下げる
- 資産を増やす
- 4%(以下)ルール+ ストック収入+趣味で小銭稼げるようになっておくといいよ
って話
完全リタイアは 総資産 ×4%以下 =生活費
僕自身4%を目標にしてるんですが
データ上の通り、4%ジャストだと若干コワイんですよね。
動画内でも説明されてますけど、ランダム・ウォーカーの説だと確かに減らないけど
為替リスク含めた、不確実性はどうしても回避できないので、もうちょっと余裕は持ちたい所です。
なにはともあれ、これを達成する方法は2つ
- 生活コストを下げる
- 資産を増やす
この2つだけ。
生活コスト
生活費をへらす事は、もう僕にできる事は家賃だけだけど、いい物件が見つからないと無理に引っ越しても出費がかさむだけですから、急がずゆったり決めます。
本当は今年頭に引っ越す予定だったけど、なんか世間が騒がしい時期にストレスかけたくないので見送ります。
個人差はあると思うけど、これは再三書いてきてるので過剰描きで
- 通信費(MVNO利用など)
- 家賃
- 保険
- SVODの複数加入を放置など
この辺の改善をすれば、具体的にがっと減らせるかと。
後は
- 他人や社会の価値への依存をやめて
- 自分の価値観の再定義
これも大事。無駄な出費がガッツリ減ります。
あと、これはちゃんと調べてないので、アレですが、今ボクは34なんですが、40から介護保険料があるので、その分も考慮して置いたほうがいいと思います。介護保険料、割と高いです。
資産を増やす
働くしかない。
再三書いてるけど、僕がおすすめしてるのはフローではなくストック型の収入源をたくさん作っとくといいよって事。
- 印税などの権利収入
- 広告収入(個人的には未来に若干不安あり)
基本はこれ。
漫画家って立場もあるのでアレですが、印税はいいですよ。全部出版任せでも自費出版でも、一回出しちゃえばいいだけで楽だし。
まぁこの先も漫画が売れる社会であり続けるかどうかってのは謎だけどね。
広告収入が不安な理由
これはあくまでも現時点の個人的見解で、未来予測的なものは無意味だとわかった上でちらっと書きますが。
You Tubeは大変だなぁと思う理由の一つに、流行り廃りがすごいって事。
半永久的に見返してもらえる動画を作るのってエンタメ系だと相当困難みたいなんですよね。
でも漫画や小説だと、一冊描けばそれは確かに流行り廃りはあるけど、面白ければ半永久的にじわじわ売れるので、You Tubeは視聴者一人あたりの単価も少ないので、一本売れて50円とか100円とか入ってくる印税に比べると利益率が薄利多売的なんですよね。
そんでこれから、参入者がどんどん増えてくると更に困難になると思うんですよね。
僕はもうエンタメ系のYou Tube見てないのでわかりませんが、大変そうだなぁって感じ。
参入障壁がどんどん小さくなってきてるのも問題なんですよね。
リタイア後の収入について
話元に戻します。
リタイア後も収入が一定量あるのであれば、4%ルールジャスト、もしくはそれより不利な条件でも全然いけるはず。
実際、僕は印税だけで一応飯が食えるくらいの収入があるので、もう完全リタイアしてもいいと言えばいいのですが、漫画の新作を出さなくなった場合もこれがずっと続くなんて優しい世界でもないので、4%ルールは目指します。
僕が4%ジャストの完全リタイアでも問題ない理由は、印税が突然ゼロになる可能性ってのがそんなに高くないからなんですよね。その辺は本当にありがたい。
印税の他には、ちょっとグッズ作ったりみたいな、簡易的な商売してますけど、そういうのは趣味なので引退後も続けていけますし、漫画自体も結局ちびちび描くと思うから、完全リタイアになっても今の生活とそんなに変わんないかも。
なにはともあれ、趣味をお金に変える方法は探っておくと良いかも知れません。
暴落の現在だから身にしみる事だと思うけど、資産運用だけでなんとかしようってのは、暴落時にメンタルに来ますからね。
それに月1万作れる力をもっておけば、4%ルールの計算でも300万円分の資産って事になりますからね。月1万って相当デカイです。もちろん、これは月1万円コスト削減するのも同じ事。
まとめ
ということで、セミから完全リタイアまでの指針としては
- 総資産(株式50:債権50) × 4% = 生活コストを目指す
- ただ、為替リスク等があるため、ジャスト4%は心もとない
- 対策1: 資産をもう一回り増やす。(3.5%、3%…)
- 対策2: 趣味を利用してストック型収入をコツコツ作る
こんな感じ。
僕は現在の株価水準がこのままだったとして…後、2~3年くらい、今のペースで働くと達成できそうな感じ。株価が暴落前まで復活してくれるなら2年未満でいけそうです。
この計算は社会保険料も含まれてるので、老人になって貰う側になったら逆に余裕出すぎてしまうから、30年くらい資産を減らさず維持できるなら4%もいらないのかもです。
でも,お金の不安解消ってメンタルに重要だったりするので、余裕あるくらいの資産計画の方が望ましいですかね。
がんばろー……と思いつつも、人間いつ死ぬかわからないので、絶対ムリはせず、基本的に3時間以上は働かずに、ゲームしたり遊んだりしながらね。

- 作者:本多 静六
- 発売日: 2013/05/15
- メディア: 文庫