要約
- 夏休み等のタイミングで転職が増える
- 理由はおそらく:都会の生きづらさやら、田舎の友達やら
- 東京にしがみつく話
- 東京に出て…一発みたいな夢への執着はどうなのか
- 諦めないで居続けるのは惨めな結果を産むという大槻ケンヂの話
って話。
個人的な結論
話があっちゃこっちゃしてるので。
夢を諦めなければ…みたいなのは残酷だって事について
執着は捨てよ
最近瞑想云々の話ばっかになってるけど。
何かを求める事はそれを手に入れたら幸福になれると信じる思考が発生して、それと同時に手に入れてない現在の自分を不幸だと思うようになってしまうというジレンマがあるんですよね
まぁ。行動を起こす事、行為そのものが好きなら問題ないんですが。
例えば、動画で語られてる通り「音楽で成功する」って流れなら
楽器を弾くことや、作曲すること、歌う事が好きなら、それは問題ないんだけど。
いつの間にか「売れる事」が目的になっちゃうんですよね。
そうなるとどんどん苦しくなっていく。
結果がどうであれ、行為そのものを楽しめて、結果を求めないのがベストなんだけど、資本主義社会ではそう簡単に自分を納得させる事はできない。
だからここで捨てる執着は「成功」なんですけど
心理的にそれを成し遂げたいなら、瞑想しろ。って話に。というか認知行動療法あたりがいいかなぁと思います。
生活コスト下げるのが一番楽
価値観の話。
「成功」と「お金」の結びつきを外して、成功しなくても楽しいからいいやって思えるのはめちゃくちゃ大きいと思うんですよね。
そもそも、音楽をやることとお金は無関係なんだけど、資本主義社会のルールに則って生活しなきゃいけない以上、お金が絡んでくるわけですよね。
だった、資本主義社会のルールを理解して、攻略すると割と続けられると思うんですよ。
- お金について学ぶ
- 価値観について学ぶ
とか。
他人の価値観、社会の価値観で生きてると生活コストなんてどんどん肥大化していきますからね。
- 自分が何をしてると幸せを感じるのか。
- 何をしてるときが一番楽しいのか
それは高級車のってる時じゃないし、SNSフォロワーが100万人いる事でもないと思うんですけど
周りがそういうものに熱狂して、周りがそういう人たちの承認欲求を満たしてるのを見てしまうから、価値観が狂ってくるんでしょうね。
テレビとかYou Tubeを見ないのが一番ですわ。視覚的な刺激って情報量が多いから惑わされちゃうんですよね。
諦めってなんだ
動画では「諦める事も大事だ」ってな話になるし、それは確かに同意なんだけど
諦めの定義ってなんだろうって。思うわけです。
- 夢を追いかけて、食えない生活を続ける事をやめる
音楽の話だとこういう事だろうなって思うですよね。
音楽自体をやめろって話ではないし、既存の枠組みにそった音楽家を目指すのは諦めても別の方法を探す事なんていくらでもできるわけで。
ぶっちゃけ
ボカロが流行ってボカロネタで一発当てて小金持ちみたいな人、いっぱいいると思うけど、それは昔には無かった音楽での稼ぎ方だったんですよ。
You Tubeもそうだしね。
音楽だけじゃないけど、僕らの世界では自費出版とかデジタル同人とかもね。
枠組みや他人が作った轍に沿った生き方を体現しようとすると、難しくなるけど、時代の流れでやり方の幅も広がってるから
くだらないこだわりを捨てて、好きな事を継続するための模索をしたほうが良いんじゃないですかね。
音楽の話はわかんないから、漫画の世界の話にしちゃいますけど。
たとえば…
- ジャンプで連載
- 出版部数100万部
- アニメ化
こういうのって、憧れてる人多いと思うんだけど、あくまでも資本主義社会のルールを攻略して、食っていくって意味で言うなら、ぶっちゃけいらないんですよ。
ジャンプで連載しなくても飯は食えるくらい稼げるし。
当たり前だけど、100万部突破しなくても、ぜんっぜん食えます。大体、デジタル時代に出版部数なんて関係ないし。
アニメ化も、出来たらものっそい売れるけど、アニメ化するとこまでいけてるならまぁ普通に食えてますし。
こういうブランドってお金とは関係ないところの承認欲求なんで、「生きていく」事にはあんま関係ないんですよね。
だけど、これにこだわって狭き門を潜ろうとすると、苦しいし、辛いし、やめたくなってきたり、「出来てない自分」を否定し続けて生活することになる。
実際は、デジタル自費出版でひっそり毎月15万稼いでれば生活出来るんだから、まずそれでいいじゃんって思うんですよね。
それでももっと漫画を描きたいならTwitterなりPixivなりで描いてれば「面白ければ売れる」んですから。
ネットの方がぶっちゃけジャンプより宣伝力ありますよ。面白ければね。
面白ければ勝手に広がるって相当ヤバイ事なんだけど、それに気づけずに謎のブランドにしがみつく意味ってなんなんだろうって。
諦めるべきは、食えない事ではなく、なぜ食えないのか、それはなんなのかって事を考えて、余計なものを省く事だと思うんですよね。
それが「ブランド思考」だとぼくは思います。
肩書とか、成果をわかりやすい数字にして、自分にのせたい。
でもね。
なんどもなんども描いてるけど。
そんなもの、なんの足しにもなりませんので。
みんないつか死んでいくんだから、死んで忘れられないように…みたいな事いうけど、そんなの死んだら関係ないんですよ。だって死んでるんだから、忘れられてるかどうかも認識できないじゃないですか。
くだらないものにしがみついて、惨めに生きていくくらいなら
必死こいてる人達を横目に、ダンボールの上で好きな漫画描いて、日銭稼いでる方が楽だし
旧時代的なブランド思考の生き方をしてる人より、のらりくらり、飄々と生きていく事の方がぼくは「成功してる」って感じるんですよねぇ。
まとめ
ごちゃったのでまとめますと
- 承認欲求はごみくそ
- ブランドなんて幻想
- 稼ぎ方は多様化してるから他人の作ったレールに沿ってやらなくてもいい。
- 生活コスト下げる
- 自分が楽に生きられる生き方で生き抜けば良い
みたいな事が言いたかった、そんな話でした。
漫画家業界だと、この手の話では鈴木みそさんとかよく出てくるけど、こういう生き方してる漫画家増えてますからね。
音楽も道があると思うし、ソレ以外の業界でも稼ぎ方は多様化してると思います。
自分がその第一人者になってもいいんですよ。
やり方なんて、模索すれば色々作れるんだから。ネットがあれば。
くだらん「夢の定義」に惑わされず、楽に生きようで。

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