以下の著作の紹介記事です。

- 作者:ロバート ライト
- 発売日: 2018/07/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
悟ると欲がなくなるから悟りたくない という人がいるそうな
記事でもこれについては否定されているというか、著者は「そうならない」という選択をしているとの事。
コレに関しては「悟り」ってなんですかって事の誤解が生じてるんだと思うんですよね。
実際、瞑想実践を続けるとわかってくるんだけど、
欲がなくなるというよりは
欲への行動の選択ができるようになる ってのが正しい気がする。
欲 に振り回されるのが問題で 欲をなくさなければいけないわけではない
欲の問題って
欲に対する反応が、直情的で制御不能で、それによって行動が制限されてしまうって事にあると思うんですよね。
瞑想によってメタ認知、自己俯瞰力が高まり、雑念や欲求などの感情や思考に気づき、観察するだけで留める力がついてくると欲を受け流す事が可能になってきます。
これは体験しないとわからない事で、最近読んでるアーチャン・チャー大老の本にも「知識で理解は無理、体験せよ」って説明されてるし、僕自身の体験談としてもそれは感じる所。
欲というか、感情全般、コレに振り回されるってのが最も苦痛なんですよね。
瞑想によって得られるそのメリットは
「悟りによって欲が消えた世界」ではなくて
「欲によって発生する行動を落ち着いて選択出来るだけの自己俯瞰力」だと思うんです。
前にのっけた悟りをPNSEと称して、PNSEに至った人たちを調べた研究でも記されてましたけど。
絶対的な無欲というよりは、欲でおきてる反応に一般人より早く気づき、それを観察し対応する力を持ってるって感じでしたし。
僕自身はさすがにそこまでではないですが、ここ数日一日3時間以上瞑想してるせいか、圧倒的に負の感情へのスルースキルが高くなってます。実感出来るレベルで。
理想の人生
同記事で「4ヶ月で悟れるで」って話しもありましたし、個人的に瞑想はただの脳トレだと思ってるので
仏教的思想というか、特に大乗仏教的善悪みたいなものには一切興味がなくて
ただ単純に、淡々と眼の前の事に集中し、余った時間にスマブラでもやっているような爺になりたいなと思ってやってるだけなんです。
理想は、1日2時間仕事して、2時間散歩+運動して、3時間瞑想して、残りはラクガキしたりスマブラしたりみたいな人生。半分くらい達成してますけど。
感情がある事で、この2時間の仕事がだらだらになったり、お金の事とか不安が発生して頭を悩ませたり、一人でいるのってまずいんじゃない?とか思ったり
そういうのを瞑想によって自己俯瞰力つけて、ささーっと受け流して淡々と生きるのが心地よさそうだなと思ってるんですよね。おじさんは。
お金があるとか、人間関係が良好だとか、家族に恵まれてるとか、才能があるとか、そういう条件によって幸福の定義をしてると、それが崩れた時に不幸になってしまうので、そこんとこは欲に流されない渇望に踊らされない認知力を身につけるのが手っ取り早いと思うんですよね。
この書籍の著者も似た思想を持ってるようなので、この本は、今読んでる本を読み終えたら読んでみたいですなぁ。

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL - Switch
- 発売日: 2018/12/07
- メディア: Video Game