あり金は全部使えって言われても…ってなるのが本音の井上です。
ちょっと「アレ?」と思ったことがあったので撮ってみましたが、全然うまく喋れなかったのでブログにもしてみる。
結論
- あり金全部使えるほどの投資先なんてない。
- それが見つけられるのは実業家マインドの人
- 実業家マインドの人は、外へ意識が向いてる。(信用等を稼ぐ事
- 芸術家マインド(クリエイターマインド)の人は、内側に意識が向いている。(他人の評価より技術向上
- クリエイターマインドの人は「生活費」「時間」への投資がベストな選択だと思う
- 家事系家電はケースバイケース→家事はやるべきかもしれない(拡散思考はアイデアの源泉だから
- 生活費のための株式投資(インデックス投資)は大事だと思う
こんな感じ。
あり金全部使えるのは 実業家マインドの人だけではなかろうか
まず、思ったことは
そもそも、あり金使い切れるほどの投資先がねぇ!
って事。
これは実業家思考だからこそ思いつく事なんだなと思った。
ホリエモンは書籍の中で
- 飯を食う事、人に会うこと
みたいなのを取り上げてるけど、これは実業家的思考というか。人とのつながりにこそ意味や価値を見い出せ、信用やビジネスにつなげるマインドだからやれる事だと思う。
僕みたいな内向きに意識が向いてる人間を、どう称すればいいか迷ったけど、今回は「クリエイターマインド」としよう。かっこいいし。芸術家って言葉をPodcastで使ったけど、日本は「アートはこうあるべき思考」の人がおおくて、鬱陶しいので芸術って言葉は今回避ける。
クリエイターマインドの人は、もちろん職種によるけど職人タイプというか、自己のスキルに重きをおいているクリエイターはぶっちゃけ「人に会うくらいならスキルを向上させる事に時間を使う人間」だ。
もちろん、刺激は創作の足しになるが、割り当てる時間、お金のリソースの比率は、スキル向上> 刺激 だと思う。
だから、そもそもの考え方が、実業家マインドとクリエイターマインドでは、全然違うんじゃないかなと思ったりした。
経済合理性的観点で言えば ホリエモンは正しいと思う
経済合理性的な観点で言えば、ホリエモン的生き方、というか実業家マインド的生き方は正しいと思う。
お金を、人脈、人との出会い、新しい知見やビジネスへの投資、体験への投資。
すべて正しい。面白い人になれる。面白い人だと「思ってもらえる」
それがお金になるという理屈は圧倒的に、正しい。
しかし、経済合理性だけが世界のすべてではない。
経済合理性の観点だけで物事を考えるなら、世の中は矛盾だらけだ。
クリエイターマインドの人間も、経済合理性が第一ではないと思う。
僕の場合は、スキルの向上が経済合理性より価値が高く、好きなものを好きなだけ作る事も経済合理性より価値が高い。
これに必要なのは、「信用」ではなく、「時間」つまり生活費。
だから生活費を確保するための最善最短最小の行動を、自分がやりたい仕事で確保することが最優先課題となり、それが確保できたあとは、ひたすら内省の如くスキル向上に打ち込むのが、このイカれた人間達の性質ではないかと思う。
クリエイターマインドの人は あり金は 効率的な生活費稼ぎに使え
ということで、ホリエモンは株式投資を否定してるみたいだけど。
僕は、内向きクリエイターマインドの人たちには株式投資をおすすめしたい。
全世界インデックスで、足るを知る投資をしておけば、生活費で苦戦する事はなくなる。まぁ、元々の収入量は重要だけど。
自分が作りたいものに打ち込む事が第一であって、他人からの信用なんて別にどうでもいい。
それは経済合理性的観点からは間違いなくずれてるが、それでいいと思う。
生きている間、自分が表現したい事を、できるだけの力を手に入れる。その欲は一生かなわないと知っているけど、それに取り組む。こんな不合理な行動をとるのは、馬鹿げているけど。それが面白いと思ってしまうから仕方ない。
お金ではない。つまり、信用でもない。人間関係?確かに大事。大事だけど、それを優先できるやつは、元々クリエイターなんてならない。もちろんクリエイターの定義にもよるけどねぇ。
最近はウェイウェイ楽しそうに動画作る事もクリエイターの枠組みだと思うし。記事を書く前に、外向きクリエイターと内向きクリエイターって定義も作っておくべきだったかな。
体験より表現
余談だけど、今回色々考えてて、体験より表現する時間を増やす方が重要ではないだろうか?とか思った。
たしかに、体験しなければ表現はできない。これらはインプット・アウトプットの関係だと思う。
学習という意味では、アウトプットが重要で、表現はアウトプットだ。
表現には対してお金はかからないので、(もちろんクリエイションする表現手法にもよるけど)、体験にお金をかけろ!と言われても、
正直なことを言えば、体験する時間があるなら表現してた方がマシだと思う。
この辺は、やはり相容れないんだなぁと。
社会にとっては、経済合理性を重視する実業家マインドの人が増える方が、恩恵が大きいので、ホリエモン的思想で生きる人が増える事を願う。
そして、ぼくらはそういう人たちがアウトドアを楽しんでる間、暗い部屋でペンを走らせる事に喜びを感じるんだ。ぼくらは石の下で活動する虫みたいなもんだからね。
虫にとっては、生活する場所があればそれでいい。生活が保証されてる時間があればそれでいい。
それを安定的に生み出してくれる存在があるなら、利用スべきだと思う。

- 作者:堀江貴文
- 発売日: 2019/06/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
↓信用とは…という事を知りたい人は一見です

- 作者:ユヴァル・ノア・ハラリ
- 発売日: 2016/09/08
- メディア: 単行本