こんにちわ。今年の残り半分を働くのやめてみようかと考えてる井上です。
なんでそんな事考えてるかってーと。
- 1000万越えた時の税金(消費税)
- 1つ仕事に集中するリスクヘッジ
の二点で考え直したからです。
働きすぎて税金やばい~
にならないためにどうすればいいか考え直すための記事…?というか、フリーランス向けの雑記
消費税がきついから働きすぎると損だなぁどうすっかなぁって話です。
年収1000万は、頑張って越えると「マズい」一線
最初に結論
- 働きすぎやめる理由:消費税で働いた分もってかれる
- 複数のストック収入源を作る事に時間を使う方がコスパが良い+リスクを分散させられる。
- ブログやスキルアップに時間割いた方が良いのでは?
こんな感じの話になります。
頑張って働くのやめる理由:売上1000万越えの後の消費税がきつい
売上1000万(粗利益じゃないよ)のると、消費税の支払い義務が生じるんですよね。
初めて売上1000万こえたのがちょうど二年前(正確には三年前か)の決算で、だからつまるところ2018年の消費税支払い分を今年の4月に支払ったわけですが…
40万ほど持っていかれました!
痛い…。
その上、住民税もクソ持っていかれた…。80万くらいだったはず。
合わせて120万。半年暮らせる金額を!頑張って働いたらもっていかれる理不尽な現状!
こんな・・・こんなはずじゃ・・・畜生ォ 持って行かれた・・・・・・・・!!!
はい。
そんなこんなで、そもそもボクの稼ぎ方は「生き急ぎすぎている」と思えてきまして。
その理由は稼ぐ手段を一本にしぼりすぎてるからだと思ったんですね。
このブログをはじめて、自分で文章にしてて気づいた事ですが、収入を増やす一番いい方法って、「複数のストック収入を持つこと」だと思うんですよ。
漫画描けば原稿料頂けるので、大きな収入になりますけどこれは労働収入。
もちろん作った作品がストック収入になるので、完全な労働収入の考え方とは少し違うとは思うものの…。
この「原稿料」をせっせと稼ぐと、売上が大台にのってしまって…その結果原稿二本分くらいの消費税がもっていかれるという意味のわからない現象が派生するんですね。
これは…あかんやろ…。頑張ったら頑張った分の一部を持っていかれるとか。非情にも程がある。
ってことで働きすぎをやめようと思ったわけです。
1000万越えたらダメって事ではない。
とはいえ、消費税課税事業者になる「売上1000万」を越えたらダメって考えではないです。
ボクが言いたいのは「労働収入を増やした結果、1000万を超えるような状態にしちゃだめ」って事です。
これはしんどいだけ。
理想としては「ストック収入で1000万」だと思います。
これだと別にしんどくないので。
まぁ印税収入だけで1000万越えるような状態、どんな売れっ子作家だよって話なんで、そもそも本業の漫画だけでそれは実現不能だと思うんですが。
家庭があるといろいろあれらしい。
ボクは生涯独身貫いてるんで、関係ないといえば関係の無いはなしかもしれませんが。
家庭をもってると1000万の壁で何やら補助金が受けられなくなるとか。
この場合が売上なのか粗利益なのかは知らんのですが、売上で1000万越えて補助金の内容変わるなら800万くらいの年収の方が圧倒的に裕福な暮らしできそうな気がしますね。
正確な数字と補助金の制度については、対象じゃないので詳しくは書けませんが、越えそうなフリーの方で家庭を持ってる方は調べておいた方がいいと思います。
実際働かないとして、空いた時間を何に使うか…
ちょっと上の内容とかぶりますけど。
空いた時間は「ストック収入を増やす活動」をしていくのがベストかなぁと思うわけです。
なので改めてそれを考える。
自費出版(同人)活動
まずはこれですね。
本業の変化球バージョンというか…、やることは仕事とほとんど変わらないんだけど、これも土台作りが必要ですから。
KDPとかで自費出版して、コツコツ売上を伸ばす。
商業の仕事をすることで原稿料で1000万に乗せるよりは、将来性のある漫画の描き方だと思います。
ただ商業で仕事するのと言うほど変わらないんですよね。
自費出版は料率(印税率)がいいので、出版社通すよりは当たった時がでかいんですが…、仕事という枠組みから外れて捉える程度の恩恵しかなさそうなのが実際のところ。やることは一緒ですからね。
これはマンガ描きたい欲を満たす程度にとらえておいた方が無難かなぁ。
本を出すって事より、PixivFBなどの支援サービスを育てる事も加味するといい感じかもしれませんね。
スキルアップ
こっちがメインですかね。
スキルつければいい作品作れますし、いい作品を作れば労働収入ではなくストック収入(印税)も増える。
強引に労働収入を稼ぐくらいなら、生活費を確保できるだけの労働をして、残りはスキルアップ+ストック収入源を増やす事に集中するのがベストなんじゃないかなぁ。
漫画(本業)のための勉強
まずは漫画のための勉強。
絵の練習と、ストーリーのネタ集め、ネームを書くとか。
SNSでバズらせるのを狙って短い漫画書くとか。
やり方はいろいろありますけど、これだったら働きながらできなくもないんで、これも同人と同じくらいの恩恵かなぁ。
結果が見えづらい+リスクヘッジの役割をイマイチなしてないですね。
悪くはないですが。
3D
3Dは恩恵そこそこ大きいですね。
漫画のためにもなるし、3Dコンテンツ販売も出来るので。
Blenderあたりをしっかり学習するってのはありかも。
Blender勉強すればそれを記事にする事も、YouTubeにする事もできますし。
幅を広げるって意味では結構大きいポテンシャルもってる気がします。
プログラミング
はてなブログのデザインのために、HTML+CSSを今やってます。(これはコーディング?)
やっぱ知らないでいじる時と知ってからいじるんじゃ全然感覚が違いますね。
とりあえず、CSSはなんとかなりそうなのでこのまま続けます。
それとは別に。がっつりPythonをやりたいんですよね。
ストック収入とはちょっと違いますけど、スキルアップって意味ではプログラミングに時間投資するのもありかなぁと。
BlenderもPythonでアドオン作ったり出来るので。
その他漫画に役立ちそうな趣味
パッとは思いつかないけど、とりあえずはカメラですかね。
画角の学習や資料集めになりますし。
いい写真を取れたらストックフォトに置けばまぁ微々たるものでしょうが、ストック収入化することも可能っちゃ可能。
ブログ
最後にブログ。
思考のアップデート+スキルアップ+ストック収入という感じ。
ストック収入得るって事で、絵や漫画に関係しないものの中では、ブログが一番収入を早く得られると思います。少額ですが以前のブログで経験済みですし。
アウトプットして記憶定着にも役立つんで、勉強にもなっていいですからねぇ。
ある程度長期的に生きてくれるものだし、時間を投資する価値はあると思います。
まぁ、とはいえブログにアウトプットするものを得続けなきゃいけないので、仕事の時間を捨ててまでブログに投資するのはバランスが悪そうです。
正直今のスケジュールでも更新は継続できますから。
でもドメインを育てておいて損は無いのですし、アウトプットツールとして秀逸なのは確か。
まとめ
ってことで、労働収入を増やす形で売上1000万に乗せると損なので、1000万に載せない程度働いて、後はストック収入増やす事に注力した方が良いんじゃない?って話でした。
ストック収入が増えた結果1000万円を越えるなら仕方ないですけどね。っていうかそれは相当ありがたい。
でも労働収入増やして1000万越えたら働き損ですからね。ここはちゃんとバランスとらないとなぁ。
大幅に上回ってる人ならともかく、ボクは1000万前後ウロウロしてる感じなんで。抑えた方が得ですよねぇ。失敗したなぁ。
今回はボクの現状を踏まえた上で書きましたので、その他のストック収入について知りたい方は、よろしければ下の記事をどうぞ。